やりたいことを売れるビジネスに変える潜在意識言語化3ステップ

こんにちは、海堀芳弘です。

この記事では、「やりたいことを売れるビジネスに変える潜在意識言語化3ステップ」という話を僕の体験を通してお話しいたします。

目次

やりたいことを売れるビジネスに変える潜在意識言語化3ステップ

起業して21年間、様々なクライアントのWEBコンテンツ制作をやってきた僕ですが、実は自分自身も長い間「やりたい夢や理想はあるが、具体的なビジネス設計ができなくて、中々前に進めない」という悩みを抱えていました。

  • 漠然とビジョンはあるが、実務や仕組みに落とし込めない。
  • やりたいことは分かっているのに、具体的なビジネスモデルが描けない。
  • 理想は語れるが、実際にどうやって収益化するかが見えない。
  • 行動したいのに、何から始めればいいか分からずに停滞している。

そんな状態が続いていたのです。

でも最近になって、その原因がわかりました。

夢や理想を具現化できなかった原因は、能力不足でも、やる気がないからでもなくて、実は潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元を言語化できていないことだったのです

潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元を言語化できていないために、

漠然としたビジョンを具体的な仕組みに落とし込むことができなくて、いつまで経っても実現に向けて行動できる状態になれずにいたのです。

それはどういうことなのか?

  • なぜ潜在意識の中にある言語化できないと、夢や理想の実現に向かって進み出せないのか?
  • 潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元の言語化とはどういうことなのか?

その答えをこれからお伝えしていきます。

どうぞ最後まで楽しんでご覧ください!

なぜ潜在意識の言語化が必要なのか?

なぜ潜在意識の言語化が必要なのか?その理由は3つ

  1. 自分の価値は潜在意識の記憶にあるから
  2. 自分の価値を人に伝える必要があるから
  3. 自分を認めるため

ひとつづつ、僕の体験をもとに解説していきます。

理由①:自分の価値は潜在意識の記憶にある

僕のクライアントのホームページ作成ではヒアリングを行うのですが、

「提供していることにお客さんにとってのどんな価値がありますか?」と聞くと、あまりいい答えが出てこないんですね。

どうしても他社との商品の品質の差別化に着目してしまいがちになるのですが、今の時代、商品の品質の違いなんてあまりないし、そもそも顧客は良くて当たり前と思っています。

でも、これまでやってきた仕事体験を話してもらうと、「なんでそれを言わないの?」という価値の話がポロッと出てくるんです。

あるクライアントのエアコン洗浄サービスの話を聞いているとき、こんなことを教えてくれました。

「フィルターをこまめに掃除してるから大丈夫という人もいるけど、フィルターって部屋の空気がエアコン内に入るところに付いてるんです。エアコンの内部が汚れてたら、汚れた空気を直に部屋に撒き散らすことになる。ほら、内部こんなに汚れてるんですよ。だからプロに分解してもらってエアコン内部の洗浄が必要なんです」

僕は「なんでそれを言わないんですか?」って思いました。

やっぱり、自分の価値は潜在意識の記憶にあるのですが、自分では当たり前で中々気がつかない。プロほどそういう盲点があるんですね。

理由②:自分の価値を人に伝える必要がある

そして、ヒアリングで出てきた価値を言語化してホームページにしました。

「エアコン分解洗浄ーエアコンは内部の洗浄が必要ですー」というタイトルキャッチにして、内部洗浄しなければいけない理由を伝え、中身の汚れた様子や洗った後の汚水の映像を見せる構成にしたんです。

結果、結構売れました。やっぱりがあるだけでなく、価値を人にわかるように伝える必要があるんですね。

理由③:自分を認めるため

そのクライアントからは、こんな想いも聞けました。

「こんな汚れてる空気吸ったら病気になるので、なんとかしてあげたい。わかってくれなくてもどかしいけど、エアコン洗浄したお客さんから『ありがとう』って言われるとうれしい。この仕事ってやっぱり価値あるんだな」

やっぱり自分のやってることを認めることにつながるんです。

潜在意識というと結構深い領域ってイメージがありますが、これまで体験してきた記憶の中の当たり前や盲点の中に価値があるということです。

自分の過去の体験を振り返ることが、潜在意識との対話なんですね。

潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元の言語化とは?

潜在意識の中にあるビジョンの言語化

起業して3年目のころの話ですが、当時、やりたい仕事をやって、好きなお客さんと付き合って、サラリーマン時代の収入を超えたぐらいのときでした。

そのときは「理想の人生だな」と思って幸せでした。

そんなとき、コブクロのLIVEに行ったんです。

楽しそうなコブクロのステージを見ていると、急に虚無感というか、虚しさみたいな気持ちになりました。

「え?、うらやましいの? 今楽しいし、好きなことやってるし、順調なのになんで? ミュージシャンにまだ未練があるってこと?」

長い間、そのコブクロのLIVEに行ったときの感覚の意味はわからなかったのですが、最近「自分には伝えたいことがあるということかな?」と思うようになりました。

ミュージシャンはオーディエンスに何かメッセージを伝える仕事だと言えます。メッセージって言葉だけじゃなくて、曲やサウンドから伝わってくるものもあります。

それをオーディエンスが受け取って感動したり、人生に活力をもらったりするんだと思います。

僕の場合は、もともとミュージシャンになりたかったし、ホームページや動画などのコンテンツも伝える手段だし、人見知りの僕が、人前でセミナーをやってたときもあります、それも伝えたいことがあったからだし、YouTubeで話したり、この記事を書いてるのも伝えたいことがあるからです。

今のクライアントとのビジネスは楽しいけど、でもコンテンツビジネスがしたいと思って、Kindle出版したり、YouTube発信したり、DRMやったり、それもみんな伝えるためなのかなって。

そことに気づいたきっかけは、AIにコンサルタントになってもらって自分の人生の棚卸しをしたことでした。

自分の人生を振り返り、自分の価値を探し、ビジネスコンセプトを考えました。

自分は何をやりたいんやろ?

どんな人に、どんな価値を与えられるんやろ?

コンテンツビジネスを始めたのは、自分を振り返るためだったかもしれません。

ビジネスモデルの元の言語化

クライアントとのサイト作成ミーティングでの体験です。

クライアントの営業チームに普段の仕事について話してもらい、一通り聞いたことをもとに、僕がストーリーをまとめました。

ストーリーをホワイトボードに書いてその場で即興プレゼンしたんです。

  1. どんな悩みを抱えたお客さんが
  2. 悩みを抱えている原因は何か?
  3. その原因はどうしたら解決できるか?
  4. おすすめの解決法となる商品があります
  5. 商品はこんな商品です

このような流れのストーリーですが、通販番組の流れと一緒ですね。

するとクライアントは「そうそうそうやねん。いいやん、これで行きましょう」となりました。

このストーリーがビジネスモデルになります。

  1. 誰が?(どんな悩みを抱えた人?)
  2. どうなるための?
  3. 何を解決する商品・サービスなのか?

自分たちがやっていることも、言語化してはじめて「あぁそうだね!」とより自分たちの正解に近づくことが多いです。

夢や理想を実現するための潜在意識言語化3つのステップ

実現したい夢や理想を具現化して実現するためには、潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元を言語化することで、自分の価値を見つけ、人に伝え、自分を認めることができるようになります。

ステップ1:自分がどうなりたいのかを明確にする

「自分はどう在りたいのか?」を言語化します。

何が幸せなのか?その上で「自分がどうなりたいのか?」を具体的なシーンとして言語化し、潜在意識にあるビジョンを具体的な言葉にします。

「なぜそれをやりたいのか?」の理由を言語化することも大切です。

それがわかりやすい作業が、『自分の過去の体験を振り返ること』です。

自分の過去の体験を振り返って「どんな体験をしたか?」を言語化していきます。

  • これまでの人生で夢中になったことは何か?
  • 得意なこと、褒められたことは何か?
  • 人にサポートされたこと
  • 腹が立ったこと
  • 大切にしてきたことは何か?

そして、

  • どんな瞬間に心が動いたか?
  • 何に対して情熱を感じるか?

をチェックしていきます。

言語化、可視化することで、自分がやってきたことの意味や自分の価値がすごく整理されていきます。

ステップ2:ビジネスモデルを明確にする

ビジネスモデルとは何かというと、ものすごく簡単にいうと、誰にどんな価値を提供できるのか?です。

  • 誰が
  • どうなるために
  • 何を提供しているのか?

自分に最適なビジネスモデルの素も、自分の過去の体験の中にヒントがあります。

潜在意識にある

「自分は何をしたいのか?」

「誰の役に立ちたいか」

「そのためにどんなことをしてきたのか?」

を探ってみてください。

ステップ3:顧客の心に届くコンテンツを作る

言語化したビジョンとビジネスモデルを、自分のお客さんに伝える作業です。

秘訣は、テクニックよりマインドが大事と言うことです。

必要な人に必要な情報を届け、必要な人だけをお客さんにします。

そのために、お客さんが問題解決に役立つ情報を伝えます。

コンテンツを通して信頼関係を構築します。

商品・サービスのスペックや機能ではなく、「自分がお客さんにどのように商品・サービスを提供しているか?」を横から伝えることが重要です。

情熱大陸のようなドキュメンタリーのイメージです。

商品・サービスのコンセプトを言語化します。

  1. どんな悩みを抱えた人が対象か?
  2. その悩みの原因は何か?
  3. どうしたらその原因を解決できるか?
  4. あなたが提供する解決策は何か?

これがそのままセールスストーリーになります。

そして、自分の体験をストーリーにして伝えます。

  1. ビフォー:こんなことに悩んでいたけど
  2. きっかけ:こんな出来事があって、こんなことができるようになって
  3. アフター:こんな風になりました

まとめ

実現したい夢や理想があるのに中々具現化できないのは、潜在意識の言葉を言語化できていないから。

やりたいことの実現には、潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元の言語化が必要。

「なぜ潜在意識の中にある言語化が必要なのか?」というと、潜在意識にあるビジョンは「自分でも気づいていない本音の欲求」。

それを言葉にしない限り、行動の判断基準があいまいになり、選択や決断で迷い続けてしまう。

逆に言語化できると「これはYes」「これはNo」という軸ができ、行動が自然と加速する。

潜在意識の中にあるビジョンやビジネスモデルの元の言語化とは、「誰が・どうなるために・何を提供するのか」という、ビジネスの設計図の種を、自分の内側から掘り出して言葉にすること。

つまり、頭で考えた正解ではなく、潜在意識に眠っている「本当に実現したい未来」をビジネスの形に落とし込む作業そのもの。

潜在意識言語化3つのステップを実践することで:

  • 自分の価値・やりたいこと・誰に役立つのかが明確になり
  • 人に伝わる形にでき
  • 理想のビジネスが実現する

最後に質問があります。

あなたには実現したいことがありますか?

それはうまく行ってますか、それとも停滞している状況でしょうか?

その停滞を突破するためには何が必要でしょうか?

言語化することで、あなたの解釈が変わるかもしれません。あなたが少しでも元気になれたらうれしいです。

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