こんにちは、海堀芳弘です。
うまくいく方法だとうまくいくわけではない
- 一生懸命考えて行動してるのにうまくいかない
- 考えれば考えるほど「こんな方法じゃダメだ!」って否定してしまう
- 成功している人の話を聞くたびに「それが正解の方法なんだ!」と方向性がコロコロ変わる
- 「自分って何やってんねやろ?」って自分を責めてしまう
- 全然前に進んでない気がする
起業当初、僕も、
- 「早く稼げるようにならないと!」って焦ってた
- うまくいく方法さえ思いつければうまくいくと思ってた
- 「もっと考えないと」「もっとがんばらないと」って思ってた
でもそうすると、もっとうまくいかなくなり、どんどん自信をなくしていきました。そしてどんどんしんどくなっていったのです。
でも、それは、今から振り返ると、
- うまくいく方法かどうかは問題ではなかった
- 「考えること」が足りないというわけでもなかった
ということがわかります。
実は、うまくいくためには、考えることを一旦ストップして『相手を感じる』ことが必要だったんです。
それってどういうことなのか?
この記事を最後までご覧いただくと、
- なぜうまくいくために『相手を感じる力』が必要なのか?
- 『相手を感じる力』って何なのか?
- 『相手を感じる力』を活用する方法って何か?
がわかります。
どうぞ最後まで楽しんでご覧ください!
なぜうまくいくために「感じる力」が必要なのか?
多くの人が陥る「考えすぎ」の罠
多くの人がうまくいくには、「うまくいく方法」を探そうとします。
成功してる人の考え方を学ぼうとして、「あの人の思考法を真似すればうまくいくはず」と思う。
あるいは、フレームワークやロジカルシンキングを学んで、「もっと論理的に考えられるようにならないと」「自分にはまだ思考力が足りない」って考えるスキルを磨こうとします。
でも、もっと「うまくいく方法」や「考えるスキル」を磨かなければならないのでしょうか?
実は違うんです。
答えは目の前の相手の中にある
うまくいく方法ってのは人によって違うし、究極そんなものはありません。
考える力は十分備わっているし、必要なときには使えるものです。
それよりも、考えることに必死になって、目の前の相手が全然見えなくなっていることが問題なんです。
実は、目の前の相手にうまくいく答えが隠れていることが多いのです。
そのために必要なのが相手を「感じる」こと。
僕の体験でお話ししますので、きっと「感じる力」とは何か、なぜ「感じる力」が有効なのかがわかってもらえるはずです。
エピソード1:「感じる力」を知った衝撃の体験
自分がキライで自信がなかった起業当初
起業当初、自分に全然自信がなかった僕は、まだ全然稼げてなかったので焦っていました。
あるとき、コーチに「カイちゃん(僕のことです)、ちょっと休んだ方がいいよ」と言われたことがありました。
でも僕は「何言ってるんですか?休んでる暇なんてないっすよ!」と全く聞く耳を持ちませんでした。
その後は、どんどん追い詰められていきました。
「もっとがんばらないと」って思えば思うほど、潜在意識では自分を否定しまくってた。でも意識では全然それに気づいてなかったんです。
コーチはそんな僕を見抜いていました。
「カイちゃん、自分のこと全然認めてないやん」
「そのまま突っ走ったら途中でポキっとへし折れてしまうで!」
僕が体験したマックスの感じる体験
「いや、僕はもっとがんばらないと…」と言いかけたとき、僕の中に足を抱えて下を向いてうずくまっている自分のイメージが見えました。
その自分を見て、かわいそうとかじゃなくて、愛おしいという感覚を感じた瞬間、涙が溢れて止まらなくなったんです。
「あぁ、僕はがんばってたんだ、よくやったね!」
その直後、僕の中にマグマの火口のイメージが出てきました。
もう圧倒的なパワーだった。「もうなんでもできる、できないことは何もない」といった怖いぐらいのエネルギー。
「これが自分の中にあるの?」
コーチに「それがカイちゃんの本来のパワーなんや」と言われました。
感じると世界が変わる
そこから世界が変わりました。
コーチングの帰り道の初夏の空が高くいつもより青く見えた。
自信がなくて自分のことキラいだった僕が、自分のことを大好きになったんです。
仮に占い師に「あなたは絶対に成功はできない」って言われたとしたら、
それ以前の僕だったら「あぁ、やっぱりうまくいかへんのか」ってめっちゃ落ち込んでたと思います。
だけど、それ以後の僕だったら「あぁ大丈夫、僕は絶対うまくいくから」って全然平気な感じ。それぐらい自分や人生に対する信頼が違っていました。
それが「感じる」ことのパワフルさを僕が知った出来事だったのです。
エピソード2:「感じる力」がなくて失敗した話
コーチングスクールでの限界
「カイちゃんはコーチに向いてる」と言われて、すぐにコーチングスクールに申し込みました。
コーチングのスクールでは受講生同士でコーチングセッションの練習をするのですが、やっぱりコーチングを勉強している人はクライアント役も上手なんです。
「今何を感じてる?」って聞いたら、速攻で自分の心の中を感じに行くのです。そんな人現実社会ではあんまりいないですよね。
ある人が「コーチ同士のセッションの練習は合気道と一緒や」って揶揄してましたが、相手が技に掛かってくれる。
なので途中で「これは、実際にお金をもらってコーチングしないと無理やな」と思って、知ってる人に声をかけまくって、有料クライアントを募集したんです。
コーチングの限界
何人かとコーチングしたけど、みんな「話を聞いてくれてとても良かった」とは言ってくれたんです。
だけど、相手が全然変化してないことに気づきました。
なんかそれがイヤだったので、必死で変化してもらえるように「こうなりたいんですよね」というようにアドバイスするようになったんです。
するとみんな僕から離れていきました、「それはいらんねん!」という感じだったんでしょうね?
僕も「変化せんやつはいらん」と思っていました。
そんなこんなで「コーチング」という形での提供は終わることになりました。
結局僕のエゴだった
今から考えると、相手を変えようと思っていたんですね。
自分の理想を押し付けてその理想通りにしようとしてたと思います。
当然、相手のことを全然見てなかった。
「感じる」ことが大切なコーチングで「考える」ことばかりやってしまって、肝心の相手を「感じる」ことができてなかったのです。
エピソード3:「感じる力」を使ってうまくいった話
頼まれて始まったホームページ作成事業
僕のコーチは会社の経営者だったんですが、「カイちゃん、デザイナーやったよな、うちのホームページ作って」と依頼されました。
ホームページを作ったことがなかった僕が、それがきっかけでホームページ作成の事業を始めたのです。
一般的なホームページ制作会社の誤解
ホームページ作る人って、ITやプログラミング、デザインのスキルが高い人が向いてると思われてるかもしれません。
でも実は、人間心理を考える人じゃないとうまくいかないんです。
あるクライアント会社の社長から聞いた話です。
僕と出会ったとき、他のホームページ制作会社と話を進めている最中だったそう。
その他社のホームページ制作会社に聞かれたことは:
- 「ページは何ページぐらい考えられてますか?」
- 「御社のイメージカラーはなんですか?」
- 「ショッピングカートは必要ですか?」
社長は「そんなことよりウチの会社の話聞いてこいや!」と怒り心頭だったそうです。
この制作会社は、お客さんじゃなくて商品を見てる。もちろん相手のことなんて感じていなかったんですね。
ホームページ作成は相手の話を聞かないとできない
僕のホームページ作成は、まずクライアントのビジネスの話を聞きます。
「その会社がよくなるポイントはどこか?」それがわかるのは『相手のエネルギー(波動)』なんです。
なので、「ご自身のビジネスでどんなことをされているのか?」一通り話してもらいます。
聞いているうちに、エネルギーの高低が見えてくる。
すごくエネルギー感が高い部分と、どちらかというとあまり話したくないんだなというエネルギーが低いポイントが見えてくる。
そのポイントを質問で聞いていきます。
エネルギーが高い話を深掘りする
海堀「さっき話された〇〇についてですが、なぜそんなにおすすめですか?」
て質問すると



「そりゃ、お客さんの〇〇な状況を〇〇するから〇〇になるからですよ」
ってさも当たり前のように答えられます。



「それどこかで伝えてますか?」
って聞くと、



「お客さんにはいつも言ってるんだけど営業ツールでは伝えてない」



「それ売れるポイント(お客さんが買うポイント)ですよ!」
って伝えます。
エネルギー感を感じてるとどこが売れるポイントかわかるんです。
エネルギーが低い話も深掘りする



「さっき話された〇〇についてですが、これってちょっと避けられている感じがしたんですがどうですか?」
って質問すると、



「〇〇だし〇〇だし〇〇なんだけど、(売上のために)しなくちゃいけないんだよね」
と本音を話してくれます。



「それやめちゃったらどうなりますか?」



「売上は下がると思う。でも〇〇になるし、〇〇になるし、〇〇になるし」
と、本当はなりたい状況を語り始めます。もう社長のエネルギーが上がっています。



「辞めたら売上は上がっていくかも?辞めます」
ってその瞬間決断される。
エネルギーの低いポイントは、多分捨てたくても捨てれないところであることが多い。でも多くの場合、捨てても大丈夫なことが多いんです。
ホームページ作成にコーチングの経験が役に立った
コーチングをやっていたおかげで、経営者のエネルギーを感じることができて、感じることで、売れるポイントや捨てたほうがいいことがわかって、ちゃんと集客できるホームページが作れるようになりました。
相手のことを感じないと相手の欲しいものがわからないし、相手がなんでホームページにお金を払うのかがわからないんです。
多くの経営者が欲しいものはホームページじゃなくて、『自分の会社がよくなること』なんです。
まとめ
今日のポイント
うまくいく方法は必要ない
うまくいく方法を探す必要はありません。なぜなら、うまくいく方法って人によって違うし、究極、そんなものはないから。
もっと思考力を高める必要もない
もっと考えるスキルを磨く必要もありません。なぜなら、考える力はすでに十分備わっていて、必要なときには使えるから。
必要なのは「相手を感じること」
本当に必要なのは、目の前の相手を感じること。答えは、目の前の相手の中に隠れているのです。
感じる力とは
相手のエネルギー(波動)を感じること。
相手のエネルギー(波動)を感じると、相手の本当に欲しいものが見えてきます。
- エネルギーが高いところ=売れるポイント
- エネルギーが低いところ=捨てたほうがいいこと
営業ツールやコンテンツ作成の本質
感じることでクライアントのことがわかれば、営業ツールやコンテンツも自然に作れるようになります。
最後に質問があります
ぜひ、言語化してシェアしてみてください。
あなたが少しでも元気になれたらうれしいです。









