苦労するときって後ろを見ている?

苦労するときって後ろを見ている?イメージ

苦労するときって後ろを見ている?イメージ

ある本に

人生は川くだりのようなもの。

川の流れに乗っていれば苦労しなくて良い。

苦労とは、

流れ去ったものに「欲しい」と反応して、

手に入れようとするときの抵抗のようなもの。

という内容が書いてあった。

 

なるほどなと思った。

 

これは私の体験だが、

高速道路の車線変更の仕方の話。

 

支線から合流して、

メイン4車線の道路(環状線)の一番右側の車線を走っているとき。

 

自宅方向に向かうには、

少し先の分岐点から、また違う支線に入らなければならない。

 

支線に入るには、

一番右側から一番左側まで車線変更しなければならない。

 

今横に走っている車を見てその後ろに入ろうとすると

後ろを振り返って確認が必要なので大変だ。

 

うちの奥さんなんかはこんな風に運転をして、

「入られへん、入られへん!」と言って四苦八苦している。

 

この時には一つのコツが必要だ。

 

横の車の後ろではなく、

前の空いたスペースを見つけて入ろうとすると、

後ろを確認しなくてもスムーズに車線変更ができる。

 

後ろではなく前を見る。

 

これは、人生でもビジネスでも同じなのかも知れない。

 

目の前の出来事を解決しようとしたり、

取りこぼしたものにこだわって取りに行こうとすると、

苦労することが多いような気がする。

そして、今目の前にある

もっと大切なことが見えていないのかも知れない。

 

少し未来の出来事を想定して、

そこに照準を合わせて何かを取りに行くと、

案外楽に手に入るのかもしれない。