「頭で考える」か?「ハートで感じる」か?

本日はちょっと突拍子もないことをお話ししますが、
なんとかお付き合いいただければと思います。

世間では、「脳トレ」とか「脳科学」とか、
「脳を鍛える」という言葉がもてはやされています。

見ているもの 聞いているもの 感じているもの
「全ては脳が作り出している」という科学者もいるようです。

私は「本当にそうなのかな?」とずっと思っていました。
「脳を鍛える必要はあるのかな?」
「脳って最初から完璧なんじゃないのかな?」
「脳トレ、脳科学って実は脳を鍛えるってことじゃないんじゃないか?」
って密かに思ってました。

あなたは、どう思いますか?

例えば、私の人生を振り返っても、
現実的にすぐにでもお金を稼がなければならない状況
のときが何度かありました。

「お金を稼ぐために、売上を上げるために、どうすればいいだろう?」
一生懸命、頭でアイデアを考えて、色々と行動に移しました。

でも中々思ったようにお金を稼げませんでした。

色々その当時の自分のできることを考え尽くして、
やり尽くしたとき、

「もうダメだな」と思いました。

お先真っ暗な状況です。
精神的に最悪な状態です。

すると心の声が聞こえてきました。
「もうあきらめるか?」
「ここでやめた方が楽だぞ」
「イヤ、あきらめたくない」
「やっぱり、やりたい」
心の中で最大級の葛藤が起こっていました。

その直後、現実の状況は全く変わっていないのに
なぜか心がスーッと楽になっていったのです。

「開き直る」ってこういうことなのかなと思います。

すると数日もしないうちに、

  • いろんな人から仕事を依頼されたり
  • ひょんなところから臨時収入があったり
  • タネを蒔いていて芽が出ないであきらめかけていたプロジェクトから結果が出たり

そんなことが立て続けに起こりました。

1回ではなく、これまでの人生、毎回です。

そういうことを繰り返していくうちに
私は「頭で考えてあたふたもがくより、
ハートに正直に脱力している方がパワフルだな」

なんとなくそう思うになっていました。

そんなある日、ある本を読んだときに
「脳の役割は、アイデアを生み出すことではなく、
心から湧き上がってきたアイデアを言葉にする計算機のようなもの」

という言葉が飛び込んできました。
私にはこの言葉が一番スッと腑に落ちました。

誤解のないように申し上げておくと、
私は、脳トレや脳科学を否定しているのではありません。

私自身も「頭の体操シリーズ」という本を
子供のころから大好きで
何冊も読み漁っていたおかげで、
型にとらわれない視点が持ちやすくなったと思います。

おそらく私の体験も
考えて考え尽くして「もう無理、ダメだ!」
という臨界点に達したときに
ハートの何かが作動したんだと思います。

だから基本的には
「ハートに正直に」という考え方に共感しますが、

ハートのチカラが作動するためには、
頭で考え尽くすということが必要なのかもしれません。

大切なことは、
「真実がどうか?」ということを突き止めることではなくて

「目的を見失わないで」というか、
「人それぞれの可能性をあきらめないで」
ということをお話ししたいのです。

あなたは頭で考えることが多いタイプですか?
それともハートで感じることが多いタイプですか?

頭で考えがちなあなたへ
頭で考えて考え尽くしたその先には
きっとハッピーが待っていると思います。
その感覚をハートで感じてください。

ハートで感じることを大切にしているあなたへ
頭で考えることを許してあげてください。
思考はきっとあなたの力強い味方になってくれると思います。

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

 

ブログ記事の音声ファイル無料ダウンロード

このブログ記事の音声ファイルをご用意しております。
文章を読むのとはまた違った気づきが得られるかもしれません。

この記事の音声ファイルはこちら
>> メルマガ読者様限定:ご購読特典 音声ファイル

※音声ファイルを聞くにはメルマガ登録が必要です。

メルマガ登録はこちらからどうぞ
>> 海堀芳弘メルマガ登録