ほんの少しの思いやりを持つことで世界は変わる

ふとした日常に、
少しの思いやりがあることで

お互いいい気分になったり、
「(お礼に)こんなことしてあげよう」という気分になると思います。

逆に、思いやりを忘れて、少しのことで腹を立ててしまうと、

お互いイヤな気分になって、
「なんでそんなことすんねん、腹立つなぁ、仕返ししたんねん!」

そんな本当は本意ではないさもしいふるまいを
双方がしてしまう羽目にもなってしまいます。

本日は、日常にちょっとした思いやりを持つことで
世界がどれだけ変わるのか?

そんな話をしたいと思います。

 

先日車でレストランに行ったときの話です。

連れの車と2台で行ったのですが、
そのレストランの駐車場は、交差点の角の道路に面した場所で、

駐車するときに、後続の車にちょっと待ってもらわないと停めれません。

連れの車が前で先に駐車して、
その間私の車はハザードを点灯して待っていました。

そのときにバックミラーで1台のタクシーが近づいてくるのが見えました。

 

友人の車が駐車したので、
私の車が隣に駐車しようとすると、

「ブッブー!」とけたたましいクラクションを鳴らして、
後ろのタクシーが、私の車の駐車を妨げるように、
ぶつかるギリギリのところまで車を寄せてきました。

私が「なんでそんなイケズなことすんねん!」と
車を降りようとすると、

連れの方が先に車を飛び出して
「車止めようとしてんの分かるやろ!下がれ!」と
タクシーをバックさせていました。

続いて私も降りて行くとタクシーの運転手は
こちらの方をにらみながら降りてこようとせず、

しばらくにらみ続けてそのまま行ってしまいました。

その間信号が何回か変わっていたと思います。

 

「なんやねん!」と思ったのですが、
私はふと思いました。

タクシーの運転手もちょっと思いやりの心を持って、
駐車してる間、待ってくれれば、

私の方からも「ありがとう。」と会釈して、
お互い気持ち良い気分になっていたと思います。

信号が何回も変わるほど時間を使わなくて済んだだろうし、

私と連れとにらみ合いをするような、
不愉快な思いをする必要もなかったと思います。

 

少しの思いやりを持つことと、
ちょっとのことで腹を立てて、無意識のイケズ心を持ってしまうこととの間には
全然違う世界があるんだと思います。

この出来事では不愉快な思いをしましたが、
このように思いやりの心を持つ大切さを改めて考えさせられたと思います。

タクシーの運ちゃん、ありがとう!

 

あなたにはこれまで、
「腹立つな!」とか「なんでやねん!」と思った経験
はありますか?

そんなとき、あなたの中で
どんな感情、思考が巡っているでしょうか?

どんな振る舞いや言動をしてしまったでしょうか?

そのときに少し間を置いて、相手と自分双方が
「思いやりの心」を考えていれば、

どんな風に事態は変わっていたでしょうか?

あなたの日常が
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。