仕事時間をワクワク時間に

あなたの仕事時間は、ワクワク時間ですか?

私が起業前、起業後に思っていたことは
「稼げるようになりたい、お金持ちになりたい」でした。

その当時は、それが起業で一番重要なことだと思っていました。

今でもそれは重要なことだと思っています。

稼げなかったら、そもそも事業が成り立たないですし、
お金のために色々と我慢しなければならない生活になってしまいます。

でも、お金を稼ぐ、お金持ちになるということが、

事業をする、仕事をする上で
一番重要なことではなくなってきています。

では一番重要なことって何か?

本日はその辺りのことをお話ししたいと思います。

先日、ある会社の経営方針発表会で、
小一時間、話す機会がありました。

その会社の社長に
「ぜひ社員の前でセミナーをしてほしい」と依頼されたのですが、

「どうせなら、社員のみなさんに何か役に立つことをしたいな、
 何か持って帰って欲しいな」と思いました。

社員のみなさんの仕事時間が少しでも
ワクワクした時間になればいいなと思って、

「仕事時間をワクワク時間に」というテーマにしました。

社員の方々が、今仕事時間がワクワク時間なのか?
また、そうでなくても、ワクワク時間にしたいと思っているか?

は定かではありませんが、

私が「起業前と起業するときにどう考えていたのか?」
の話をした方が伝わるだろうなと思って、

セミナーコンテンツをつくっていたのですが、

つくりながら、起業前、起業のときを思い出して、
改めて、自分が大切にしていることを振り返ることができました。

起業前の私の仕事人生は、
ミュージシャンになりたい、デザイナーになりたいと思ってましたし、

「好きな仕事をしたい」とか
「やりがいを持って仕事をしたい」とは思っていました。

でも、ミュージシャンにになる夢は叶いませんでしたし、

デザイナーにはなれましたが、
なってしまえば色々大変なことや面倒くさいことがたくさんあります。

いい人ばかりではなく、イヤな人とも仕事をしなければならないですし、

「仕事は仕事、生活のためにやりたくないこともやらなければならない」
そんな風に思っていたところがあります。

その当時は「仕事ってそんなものだよな」という感じで
多分あんまり考えていなかったんだと思います。

で起業したきっかけは「もうこんな会社辞めたい!」
といういっけんネガティブに思えることだったのですが、

やめると決めて、「辞めて次なにする?」と考えて、
「起業しよう」という方向性になったときに、

「仕事時間でいろんなことを我慢してきた」
そんなことに改めて気づいたのです。

当時ことあることになぜか
涙が止まらなくなるときが何度かありました。

その当時は、「なんで涙が出るんだろう?」
理由はよくわからなかったんですが、

今から振り返ると、

  • いろんなことを我慢してきた自分に対して
  • そんな状況や自分自身と向き合ったこと
  • これからの道が明るく開けていくであろうこと

そんなことが入り混じっての涙だったんだなと思います。

そして起業するにあたって
「こんな仕事時間にしたい」という基準を明確にしました。

基準にはいろいろあるのですが、

その中でも、特に、「やりたいことをやる」
ということはとても重要でした。

やりたいことというのは
好きな職種を選ぶということもあるのですが、

私の場合、どちらかといえば、

ホームページ作成やコンサルティングという自分の職種は、
別に好きな職種でもありませんし、

自らやろうとした職種ではなくって、人から頼まれて始めたことでした。

でも、ホームページ作成で、

お客さまのやりたいことや、社会に役立つことは何か?を見つけていく、
表現していくことはとてもワクワクしますし、

コンサルティングで、クライアントのどうなりたいか?
未来ビジョンや夢を明確にして行ったり、

それを実現していく仕組みづくりをすることは
とてもやりがいがあります。

そういう意味では結果的にやりたいことをやっています。

クライアントとのミーティングに出かけるときは
いつもワクワクして、車に乗り込みます。

それは、起業前に思い描いていたイメージと同じでした。

  1. 「こんな仕事時間にしたい」という基準を明確にして
  2. 「こんな仕事時間にする」と決めて
  3. 目の前の仕事を一生懸命にやっていくと

気づいたら仕事時間がワクワク時間になっていたのです。

そんな話をセミナーで話したのですが、
社員の人たちにどんな風に伝わっていたのでしょうね。

あなたの仕事時間はワクワク時間ですか?

あなたの「こんな仕事時間にしたい」
という基準はありますか?

あなたの、仕事上で一番重要なことは
なんでしょうか?

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

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