「何のために働くのか?」お金のため?喜びのため?…その答えは?

何のために働くのか?

考えてみれば、それは私にとって永遠の課題なのかもしれません。

  • 生活のため、お金のため
  • 家族のため
  • 充実人生のため
  • いきがいのため
  • 誰かに喜んでもらいたいから
  • 自分が喜びたい、楽しみたいから
  • 成長するため

人によって色々あると思います。

正解はないと思いますし、色々あっていいと思います。

あなたはいかがでしょうか?

本日は「「何のために働くのか?」お金のため?喜びのため?…その答えは?」

について考えてみたいと思います。

私のクライアントで外国人技能実習制度を利用している会社があります。

ある国から「日本に来て働きたい」という人を従業員として雇っているのですが、

その会社の社員さんに聞いた話では、

日本の1万円が、その国では100万円ぐらいの価値があるということらしいです。

何年か日本で働いて国に帰ると、家が建つらしいです。

みなさん、親や、家族に仕送りをしていて、仕事は真面目でとっても一生懸命です。

働くことにすごく意欲的で、働くことに喜びを感じていると思います。

そんな話を聞いて私が思ったのは、

「お金を稼ぐために働く」というのもいいな、美しいなと思いました。

みなさん、まだ若い年代の人なので、国に家族やお子さんを置いて、日本に働きに来るというのは寂しいかもしれませんが、

「家族やお子さんのために働きたい」という思いにはとても強いものがあるなと感じました。

その会社の社員さんも「私の娘に、外国人が親に仕送りをしている話をしたら、

『私やったら親に仕送りなんかよう送らんわ!』って言うんですよ、どう思います?」

っておっしゃっていました。

日本も昔は、働くことに対して、それと同じようなパワフルな働く動機というか喜びがあったのかなと想像します。

でも、今の日本では純粋に「お金を稼ぐためにがんばって働く」ということが苦痛になってきているのかもしれません。

私もその一人で、16年前に「もう無理」と会社を辞めたのも

「何のために働くのか?」がわからなくなったんだと思います。

そういった中で、私が大事だなと思った働く動機とは、

「好きなことを仕事にする」「好きなことで稼ぐ」でした。

考えてみれば起きている時間の大半は働いている時間なので、

「その時間が苦しかったり、楽しくなかったら不幸だな!」

そんなふうに思いました。

だったらその時間を楽しい時間にしようと思って、そこから色々勉強したり、実際にビジネスしたりしてきたのですが、

そのうち何度か壁にぶつかることを経験しました。

まず遭遇した壁は、「好きなことをしても楽しめない」ということでした。

どういうことかというと、

私は初め「好きな仕事」を見つけようとしていました。

「好きな仕事に出会ったらハッピーになれる!」そう思っていました。

で、「好きな仕事って何だ?」て考えたときに、私の場合は「ミュージシャン、ギタリスト」でした。

なので、以前に話したことがあるかもしれませんが、

半年ぐらい家にこもって、ギターを練習したり、曲を作って録音したり「自称ミュージシャン」のような生活をしていました。

それをする前は「好きなことだけずっとやってられるならもう何もいらないぐらい幸せだろうな!」って思ってました。

「自称ミュージシャン」ですから、お金は一銭も稼いでなかったのですが、

半年を過ぎて「こんなこと一生やっててもつまらん、ちっとも楽しくない!」と思ってしまったのです。

そのときに私が気づいたのは「好きなこと=好きな仕事ではない」ということです。

「どんなことをやっていても好きな仕事にできる、喜びを持てる」そう思いました。

それから、私は好きな仕事を探してやるのをやめて、目の前にある仕事や頼まれたことを一生懸命やるようにしました。

すると起こってきた出来事が、仕事をした相手が「ありがとう」といってくれる、喜んでくれるということでした。

私は「相手が喜んでくれることって嬉しいな」と思って、

「相手に喜んでもらうにはどうしたらいいか?」を考えて仕事をするようになりました。

その同時期にトップセールスの人と仲良くなる機会があって、セールスやマーケティングを色々教えていただく機会がありました。

そこで教えていただいたことも「相手に喜んでもらうこと」でした。
当初私が思っていたマーケティング・セールスのイメージって

「相手に商品を上手に売り込むこと」でした。

だから、「マーケティング・セールスってなんか苦手」と思っていました。

でも実際に学ばせていただいたマーケティング・セールスとは、それとは真逆で

「『これがあなたの欲しいものではないですか?』と相手の欲しいものをテーブルに置くという作業だ」と聞かされました。

これは眼から鱗だったし、ちょっとホッと安心したところもありました。

「じゃあ、相手が喜ぶことを考えればいいんだ。」

「私の嬉しいことと同じだ」

「これなら私にもできる、というかやりたい!」

そう思いました。

そして、「これが好きなことを仕事にする」ということだなって思ったんですね。

あなたが今している仕事、職業はどんなことですか?

あなたはその仕事、職業が好きなのでしょうか?

あなたの仕事の中であなたの嬉しいことって何でしょうか?

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

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