他人の問題を自分のことにして落ち込んでませんか?!

他人に言われたことで、
落ち込んだり、腹が立ったことってありますか?

人間だから、そういうことって、
何度かはありますよね?

「えっ?しょっちゅう?」
「毎日あるよって?」

人間って結構、というか、ほとんどの場面で、
こういった気分、感情に、思いのほか、支配されているものです。

  • 落ち込んで、「もう、何もしたくない!」って思ったり
  • 自信がなくなって、自分のことがキライになったり
  • ムカついて相手と言い争いになったり
  • 相手のことがすごくキライになって、職場に居づらくなったり

それも、無意識にそうなっていることが多いと思います。

そんな状況って、世の中にいっぱいあるんだろうなって想像します。

 

私の身近でも、やはりたくさんあります。
ある会社のスタッフと毎月研修をしているのですが、

研修といっても、一方的に私が話す講義のスタイルではなく、
どちらかというと、スタッフの方に話してもらうという場なんですね。

その時にやっぱり気持ち、感情の問題がでてきます。

守秘義務がありますので、
内容については申し上げることはできませんが、

そのときに私が改めて思ったのが、

「人ってやっぱり感情に支配されてるんだな」
「感情の問題って日常で普段考えないもの、無意識に起こっているもんだな」
「感情のことって言語化するのは難しいな、深いな」

ということでした。

これは当然、私も含めて
一生付き合っていくことなんだなと思います。

そんな中でも、少しでも気分が明るくなる方が
お一人でもいればと思って、本日はお話します。

 

ある会社で、上司が部下にこう言いました。

「あのプロジェクトってどうなってんねん?
〜〜〜ちゃんと報告せなアカンやろ!
〜〜〜だから、お前はダメなんだよ!」

この時に部下は、

「あぁ、イヤだ!また怒られてるよ。」
「上司の〇〇ムカつくな!そこまで言うか?」
「やっぱり自分は仕事できないダメな奴なんかな?」

そんなことを無意識に、0.何秒で思考します。

そして、すっごくイヤな気分になります。

こういうとき、部下の立場で、
落ち込むポイントを言葉にすると、

  1. 私に怒る上司キライ
  2. 怒られてる自分はダメ(なんじゃないか?)=キライ

この時点で誰の問題になっていると思いますか?

上司が問題と思いますか?・・・
「あんな言い方せんでもいいやんか?」
「上司が問題に決まっている」と思っているかもしれません。

でも、それでムカつく、落ち込むってことは、

その時点で
『自分の問題として自分から取り込んでいる』
ってことなんです。

前に言ったかもしれませんが、
痩せている人に「お前デブ」って言っても
「何言ってるの?あんたの方がデブやん」ってなりますよね。

「上司がムカつく」
「怒られている自分ってイヤ、情けない」
これって、全部自分が思っていることですよね。

自分の中で起こっていることなんです。

上司がキライ・・・
これは世の中の絶対的事実でしょうか?・・・
中には上司を好きな人もいますよね?
(奥さん?とか、旦那さん?とか、お子さん?とか。わかんないですけど。)

自分がダメ・・・
これは絶対的事実でしょうか?・・・
そんなことはないですよね。

じゃあ、誰が決めた事実なんでしょうか?

そう、自分が事実だと決めたこと。

自分の思い込みなんです。
幻想、まぼろし〜。なんですね。

人は世の中に真実が一つだけあると思っています。

でも、

  1. 上司には上司が本当だと思っている真実があるし、
  2. 部下には部下が本当だと思っている真実があるんです。

それぞれの真実の中で生きていて、

究極、誰も本当の真実を
知ることも体験することもできないんです。

知ることも体験することもできないということは、
無いに等しいことだと思いませんか?

じゃあ、真実とは?・・・

あなたが真実だと思った瞬間から
それが真実になるのではないでしょうか?

 

あなたは、他人に言われてムカついたこと、
落ち込んだことはありますか?

そのとき、どんな気分だったでしょうか?
どんなことを考え、思ったのでしょうか?

誰のせいで、なぜ、ムカついたのでしょうか?
なぜ、落ち込んだのでしょうか?

あなたが思ったことは、誰が決めたことでしょうか?

それは真実ですか?

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

 

この記事の音声ファイルはこちら
>> メルマガ読者様限定:ご購読特典 音声ファイル

※音声ファイルを聞くにはメルマガ登録が必要です。
※過去記事の音声ファイルは予告なく削除する可能性があります。あらかじめご了承ください。

メルマガ登録はこちらからどうぞ
>> 海堀芳弘メルマガ登録