こんにちは、海堀芳弘です。
売れる商品が作れない…
「売れる商品ってどんなふうに作ればいいんだろう?…」
- 自分は何を提供すべき何だろうか?
- 自分の価値って何だろうか?
- なかなかわからなくて悩んでいる
実は僕も、売れる商品が作れなくって、考えては止まり、また考えては行き詰まる…
そんな堂々巡りを何年も繰り返していました。
でもあるとき、いろんな教材や本、成功者に教えられるような基礎的なあることをしたら、「どんな商品づくりをすればいいか?」が一瞬でわかった体験をしました。
それまで何年も行き詰まっていたのに、その瞬間からスルスルと形にできるようになったのです。
今日は、そのとき僕に起きた変化の話をシェアします。
最後に『売れる商品づくり3ステップ』も紹介しているので、ぜひ最後まで楽しんでご覧ください!
コンテンツビジネスでやらかしてしまったこと
ビジネスコンセプトの問題
自分のコンテンツビジネスを5年前に始めたとき、YouTube起点のDRMを構築しようと考えていました。DRMとは以下のようなマーケティングファネルの施策のことです。
- YouTube発信(認知)
- メルマガ登録(集客)
- メルマガ配信(教育)
- 商品(販売)
まずは、ビジネスコンセプトを明確にすることにしました。
コンサルタントの人に相談したときに「ライフワークを実現したい人をサポート」というコンセプトが出てきて、これにはとてもしっくりきたのですが、「いいんだけど、キャッシュポイントにならない」と言われてしまいました。
そこで僕がやっているビジネスを振り返ってみると:
- ホームページ作成
- 商品のセールスページ作成
- 動画作成(YouTubeからの集客)
- 紙媒体の作成(チラシ、パンフレット)
- マーケティング(WEB集客)のコンサルティング
- メンタルコーチング
これらを見渡したとき、目新しいものはなく、ありきたりだなと思いました。
差別化が必要だということで、時代を読んだ新しいものとして「動画はどう? 動画で集客、動画で教育、動画でセールス」という提案をもらいました。
でも正直「今さら動画?」と思いつつも、半年くらいコンセプトを考えていたので、とりあえず「動画」でスタートすることにしました。
YouTube発信の問題
動画に関するテーマを設定して、YouTubeを始めました。
- 動画マーケティング
- 動画コンテンツの作り方
- 動画編集のやり方
YouTube初めて最初は全然伸びませんでした。
そんな中、ときたま伸びる動画がありました。
M1Macが発売されたときに、M1Macに関する動画を投稿したら、数時間で150再生ぐらい行ってたんです。僕のチャンネルではそんなことはなかったのでびっくりして結局トータルで300再生くらい。
ハラミちゃんに関する動画をアップしたら7千再生、BABYMETALに関する動画は3千再生…そんな大した数字じゃないと思いますが、僕のチャンネルではすごかったんです。
でも、やっぱりちょっとテーマから逸脱してるだろうと気付いて、軌道修正することに。
そして動画編集のチュートリアル動画を作ったところ、結構伸びました:
- PremierRush:1万3千回
- PremierPro:6千回
- VLLO:1万7千回
しかし、この動画を観た人からもらうコメントや、LINE登録やメルマガ登録で集まってきた人たちは「動画編集のやり方を知りたい人」でした。
そういう人たちの話を聞いたりやりとりをしてるうちに、「僕は動画編集を教えたいわけではない!」ということに気づいたのです。
根本的な問題が発覚
改めてファネル設計を見直してみると、(ファネルの設計は逆算で考えます)
- 商品(販売)→動画編集は教えたくない!
- メルマガ配信(教育)
- メルマガ登録(集客)
- YouTube発信(認知)→動画編集
縦のラインで一貫している必要があるのに、YouTubeのコンセプトがズレていました。
というより、ビジネスコンセプト自体が曖昧だったんです:
- ビジネスコンセプト(僕のビジネス全体)
- 事業コンセプト(YouTubeチャンネルで伝えること)
- 商品コンセプト(YouTube動画で伝えること)
ビジネスコンセプトが曖昧だと、すべてがブレてしまいます。その結果、YouTubeチャンネルもブレる、YouTube動画もブレる、集まってくる人も違ってしまう…考えれば当たり前のことが起こっていたのです。
そして、ビジネスコンセプトを再度考えていると、また「自分って何か?」がわからなくなってしまいました。
- 何をしたいのか?
- 何ができるのか?
- 誰にどんな価値を提供できるのか?
- キャッシュポイントは何か?
この堂々巡りが何年も続いてしまったのです。
ブレイクスルーのきっかけは
自分の人生の棚卸しをした
そこで、なんとか打開しようと自分の本質を振り返ることにしました。どの教材でも、どのコンサルにも言われることですが、「困ったときは基本に忠実に」と人生の棚卸しをしました。
- 幼少期
- 学生時代
- 20代
- 会社員時代
- 起業してから
- WEBコンテンツマーケティングを始めてから
自分が何が好きか?どんなことに夢中になっていたか?を振り返りました。
幼少期に夢中になったこと
幼少のころを振り返ると、おもちゃを組み合わせて改造することに夢中でした。
友達がバスのミニカーを持っていて、「僕も欲しいな」と思ったのですが、買ってもらえませんでした。
そこで、複数のおもちゃを組み合わせて、後ろが開く機構など、足りない機構をカバーして作ったんです。
これは「目的のために創意工夫してできることをやる」ということでした。
小学生のときに好きだったこと
小学生のときは、人前で歌うことが好きでした。
ジュリー(沢田研二)のマネをして勝手にしやがれで帽子を投げたり、たのきんトリオが流行ったときに、トシちゃん(田原俊彦)の歌を歌ったり、シャネルズ(後のラッツ&スター)の真似をしてみんなで墨汁で黒塗りにしたり。
振り返ると昔からパフォーマンスして「伝える」ことが好きだったんです。
また、漫画を描くことも好きでした。
今分析すると、マネすることや、ストーリーを考えてそれを具現化することに夢中になっていました。
お楽しみ会でのグループの出し物では、企画を考えるのが好きでした。
人を驚かせたい、マネすること、企画構成を考える、ディレクション、リーダーシップ…そんなことが楽しかったんです。
恥ずかしかった出来事にもヒントがあった
小学校のとき、友達にぶつかってしまって「ゴメン」の一言が言えなかったことがありました。
それを見ていた他のクラスの担任の先生に「愛想のない子やね!」と言われて、とてもショックを受けて「愛想良くしないといけない」と思った思い出があります。
僕は幼少期から人見知りだったので、伝えることが苦手だったんです。(よく人前で歌ってたなと思います。)
だからWEBで伝えるということが重要だと思ってやっているのかな、自分の中の気持ちを伝えることも重要なんだなと気づきました。
AIを使って分析した
自分の才能の源泉はどこにあるのか?
僕の好きで夢中になることをまとめると:
- 目的に向かって創意工夫すること
- 何かを創ること
- ストーリーを考えること
- 企画すること
- ディレクション
- パフォーマンスすること(伝えること)
- 自分の本音を伝えること
これらを見て「今の仕事そのものやな」と気づきました。
と同時に、仕事の表面ではなく本質が大切ということに気づいたんです。
自分のビジネスの本質は何か?
僕の「ビジネスの本質って何か?」を考えてみると…
表面では営業ツール作成をしています:
- WEB制作(セールスページ制作)
- 動画制作
- ライティング
- コンテンツ商品制作
でも営業ツールを作ることが目的ではないし、マーケティングを考えることも目的ではありません。
本当の目的は、クライアントに「どんなビジネスをしたいのか?=どんなビジネスだったら幸せなのか?」を考えてもらって実現してもらうことです。
そのためには:
- 何を考えなければならないのか?
- 何をしなければならないのか?
- 何を伝えなければならないのか?
その道筋を考えて創っていく作業が好きなんです。
クライアントの本音、気持ちを言語化して伝えることが好きで得意。これが僕の本質なんだろうなって気づきました。
本質に気づくと一瞬でファネルが見えてきた
本質に気づいた瞬間、僕のファネルの全体像が明確に見えてきました:
理想のビジネス(売上と自由の両立)を実現するためのビジネスモデル構築、ブランディング、それを伝えるための営業ツール作成。
要は「願望実現」です。
- 売上と自由を両立するビジネスって何か?
- 売上と自由を両立するビジネスがいかに大切で必要か
- 売上と自由を両立するビジネスはどうやって創るのか?
- WEBで伝えることの重要性
などの教育をします。
売上と自由を両立するビジネスに関する登録者の変化に役立つもの:
- 現在地チェックリスト
- 事例集
- 基礎のマインドセット
売上と自由を両立するビジネスに関するすべての情報:
- 仕事体験レポート
- マインドセット
- 変化のノウハウ
- 事例やお客さまインタビュー
縦のラインで一貫していることを確認しながら発信していけるようになったのです。
売れる商品づくり3ステップ
自分の人生の棚卸しから本質を見つける3つのステップをご紹介します。
ステップ1:幼少期から現在までの体験を棚卸しする
幼少期から、学生時代、仕事体験、現在までの体験を振り返ります:
- 好きだったこと
- 楽しかったこと
- 夢中になったこと
- 褒められたこと
恥ずかしかった出来事や挫折体験にも自分の価値があることがあるので、丁寧に思い出していきます。
そのときの感情を思い出し、共通点を探ります。どんなときに喜びを感じるのか?を明確にしていきます。
ステップ2:自分の仕事の本質的価値を言語化する
AIを使って今の仕事とステップ1の共通点から、仕事の本質的価値を言語化します:
- 表面では何を提供しているか?
- それを提供する本当の目的は何か?
- 本質的には何を提供しているのか?
ステップ3:本質から逆算してファネル全体を設計する
本質的に提供していることから商品を作ります。
本質的な商品からファネルを逆順で設計します:
- 商品販売
- 教育ツール
- 集客ツール
- 認知ツール
縦のラインで一貫したファネルになっているかどうかを確認します。
まとめ
今日のポイント
こんな悩みを抱えているとき
- 自分のコンテンツ商品を作りたいけどどんな商品を作ったらいいかわからない
- 考えては止まり、また考えては行き詰まる堂々巡り
その原因は 表面的なスキルや手法にばかり目を向けて、自分の本質的な価値を見失ってしまっているということです。
表面的なスキルにばかり目を向けていると、売れる商品を考えるあまり、自分らしくない商品を作ろうとして行き詰まってしまいます。
本質的な価値を知るためには 自分の人生の棚卸しをして本質を言語化することが大切です。
本質的価値観がわかると:
- 自分の売れる商品が作れるようになって
- ファネルを設計できるようになる
- どんな営業ツールをつくって発信したらいいか明確になって
- 理想のお客さんが集まってきて理想のビジネスが実現する
最後に質問があります。
言語化することで、あなたのビジネスの本質がきっと明確になると思います。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの助けになって、あなたが少しでも元気になれたらうれしいです!