50代起業家の自由とお金を得る自分軸ビジネスの始め方

こんにちは、海堀芳弘です。

この記事では、50代起業家の自由とお金を得る自分軸ビジネスの始め方という僕の体験から得た気づきをお話しします。

目次

成功したい、お金持ちになりたいと思っていた

悩む起業家

僕が起業したそもそもの動機は「我慢したくない=自由になりたい」という理由でした。

自由じゃないのは『経済的な部分で我慢していたこと』が多々あったことに気づいて「お金持ちになる!」と決めたのでした。『お金持ちになること』それが成功だと思ってました。

お金持ちになるために色々と勉強して実践していった結果、サラリーマン時代の約2倍の収入を手にすることができました。

でも、収入が増えても満たされない部分がありました。あるとき突然、虚無感を感じてしまたのです。

  • 何のために起業しているのかわからなくなっていました
  • 全然幸せじゃないと思ったときもありました

そうすると収入も急降下してしまいました。

なぜお金持ちを目指してがんばったのに収入が急降下したのか?その答えは何だったのでしょうか?成功・お金持ちを目指したときに、目の前に立ちはだかってきた壁について話します。

起業してがんばっている人に僕と同じような間違いを回避してもらえればと思ってこの記事を書いています。どうぞ最後まで楽しんでご覧ください。

成功・お金持ちを目指した結果:論理的解説

お金持ちイメージ

成功・お金持ちを目指すことは悪いことじゃない

最初に誤解して欲しくないのは、「お金持ちになりたい」と思うことは悪いことじゃないということです。

僕が起業したそもそもの動機は「我慢したくない=自由になりたい」という理由でした。

自由じゃないのは経済的な部分で我慢していたことが多々あったことに気づいて、「お金持ちになる!」と決めたのです。そして、それが成功だと思ってました。

自由な生活にはある程度のお金は必要だと思います。経済的に苦労することにより、夫婦関係のこじれ、親子関係の確執、肉体的・精神的に疲弊することもあります。

だから「お金持ちになりたい」と思ってやってきた行動は正しかったです。

具体的には:

  • 自分がやりたいことをできる自由を目指しました
  • 買いたいものを買える自由を目指しました

お金持ちになるために僕が行ってきた勉強と実践

そして、どうやったらお金が入ってくるのかを勉強して実践しました。

お金のマインド

お金のことをどう思っているか?

お金のことをどう思っているかは、お金に縁があるかないかに関係しています。お金がキラいだと、お金は入ってこないんですね。

みんな「お金好き」と言いながらも、お金の話をすると「生々しいな」とか「お金の話をするなんて卑しい」とか言いますよね。それって、実はお金をキラっているということだと思います。

でもお金の話って、本当はすごくクリエイティブでて楽しい話なんですよ。

お金の器(コンフォートゾーン)を広げる

お金には「器」というのもあります。コンフォートゾーンという領域があるのです。

僕も自分の身の丈以上の収入が一時期入ってきたことがありました。そうすると、やっぱり収入が下がってしまうんですね、不思議だけど。

「このぐらいのお金だったら許せるけど、これ以上だと落ち着かない」という領域があって、それをコンフォートゾーンと呼びます。

このコンフォートゾーンは徐々にしか上がっていかないので、「お金の器」を大きくしていく必要があります。

使ったらなくなるという考え方から、循環するという考え方へ

また、お金は「使ったらなくなる」と思っていると、お金が出ていくことをマイナスなことだと捉えてしまいます。それではお金持ちになれません。

そうではなく、お金は「循環するもの」だと捉えること。これは感覚の問題ですが、お金を払うとそれ以上のものが返ってくるんです。

だからお金を払うときに「喜んで払う」と、それ以上のものが返ってくる。

例えば自己投資として教材やセミナーを買ったとき、僕は「絶対に元を取る」と思っています。学んでお金は出ていきますが、それ以上の稼ぎを作り出している。そういう考え方です。

「どうしたらお金が入ってくるか」 =価値を提供する

そして、「どうしたらお金が入ってくるか」ということを学びました。

商品を提供する、仕事をするからお金をもらえる、という考え方もあります。でも、その考えでは起業してやっていくのはしんどいと思うんです。

実際にお金を払うのは「買う人」です。当たり前ですが、買う人がなぜお金を払うのかというと、欲しいから払うんです。

僕の先輩のトップセールスの方も「欲しいものを目の前に差し出す」と言っていました。

結局「欲しいもの=価値」なんですよね。

大事なのは順番で、お金をいただくために何かをするのではなく、価値を提供してからお金をいただく。この順番が商売だと思います。

「どうしたらお金が入ってくるか」 =価値を提供することだということを学びました。

時間を大切に有効に使う

そして、時間を大切にすること。

人生は思っているより短いです。イヤなことをやっている時間は本当にありません。”Time is money”と言いますが、歳を重ねるごとに、時間はお金より大事だとつくづくそう思います。

同じ時間を使うにしても、自分がやりたい、得意なことに時間を使うほど効率がいいし、速くできて質も高い。

だから自分が苦手なことや時間を取られることは、お金を使って人に任せるのがいい。自分は「やりたいこと」「やるべきこと」だけに時間を使うという考え方ですね。

自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みづくり

さらに、自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みづくりも大事です。

僕の場合、ネットワークビジネスをやったことがありますが、これは散々な結果でした。

一方で、クライアントのECサイトを作ったのは完全な成果報酬型で、継続的に収入が入ってきました。

今やっているコンテンツビジネスも継続しています。

つまり、

  1. お金のマインドを整えること
  2. どうやったらお金が入ってくるかを学ぶこと
  3. 価値を提供すること
  4. 時間を大切に有効に使うこと
  5. 自分が働かなくてもお金が入る仕組みをつくること

こうしたことを僕は勉強して実践してきました。

これらを勉強しているかそうでないかは別にして、自由な生活をしている人は必ず持っていることです。僕も必要なことだと思います。

お金持ちになることを目指して、見失っていたもの

だけど、僕はお金持ちになることを目指して、見失っていたものがあったんです。

それは、目的が『お金持ちになること』になってしまって、本来の『自由になる』という目的から乖離してしまっていたのです。

お金持ちになることばかり目指しているうちに、自分の自由が蔑ろにされてしまっていて、うまくいかない、とっても苦しい状況になりました。

潜在意識が「こんなもの欲しかったことじゃない」と訴えていたのです。

では具体的にどんな自由を蔑ろにしていたのか、僕の体験をもとにお伝えしていきます。

成功・お金持ちを目指してがんばったけど…

険しい道のりを頑張って克服

実は僕もずっと「成功したい、お金持ちになりたい」という思いで色々試していました。

好きなことに幻想を抱いていた

僕は中学時代からずっと「ミュージシャンになりたい」と思ってました。そして高校卒業してミュージシャン目指して上京しました。音楽の専門学校通いましたが、周りとの実力のギャップにあえなく挫折した経験がありました。

そして長い月日が流れ、起業する直前に「好きなことをやりなさい、その方がお金持ちになれる」という話を聞いて、「僕の好きなことは何だ?」って考えたときに「やっぱり音楽だ!」って思ったんですね。

それから半年間くらい毎日音楽制作をやっていました。もちろん無収入です😭

音楽制作って一見派手な仕事に思えるけど、結構地味な作業がほとんどです。すると、大好きだった音楽がいつの間にか楽しめなくなっていました。「これってずっとやるのしんどいな」と思うようになったのです。

結局、派手な成功の部分に憧れていただけでした。

  • たくさんの観客の前でLIVEしたいとか
  • 音楽番組に出演したいとか

「注目されたかった」「認められたかった」というのがあったんでしょうね。

今も毎日行っているコンテンツ作成では、結構地味な作業もやっています。でも楽しいのです。

それはなぜか?…後から分かったことですが、目的が明確になったからなのです。

人や自分の中にあるものを言語化・コンテンツ化する→それを見た人が反応する→売れる→売り上げが上がる→その人らしいビジネスができる。

地味な作業でも、そんなことにつながってるのが腑に落ちると作業が楽しいものになるのです。

労働で売り上げを上げようとした

起業して最初のころは「売り上げ拡大はクライアント数を増やすこと」という世間の成功の定義に従って、たくさんのクライアントと仕事をしようとしました。

一時期、8~10件くらいのクライアントと同時に仕事していました。

1週間に3回以上ミーティングが入ると「ちょっとイヤやな」って思うようになっていました。ミーティングがキャンセルになったときがあってそのときは「ホッ」としたことを思い出します。

  1. クライアント数増える
  2. →収入上がる
  3. →しんどくなる
  4. →クライアント数減る
  5. →収入下がる
  6. →困る
  7. →また増やそうとする

そんなことを繰り返してました。

ビジネスオーナーになろうとした

ロバート・キヨサキの「金持ち父さん」を読んで、ビジネスオーナーにならなきゃと思いました。世間で言われる「労働から抜け出してビジネスオーナーになる」という成功の定義を追い求めました。

ネットワークビジネス

一時期ネットワークビジネスをやっていました。実際やってみると、勉強になった面はあるけど僕には向いていないことがわかりました。

稼いでいるトップの人はみんな一生懸命人をお世話していました。決して不労所得ではありません。僕は人をお世話する仕事はキラいです。

会員を勧誘するセミナーがあったのですが、セミナーではみんな「月なんぼ稼ぎました!」と発表していました。そんな光景にも違和感を感じていました。

「お金のためならがんばれる」という世界。でもみんな顔は笑ってるけど目が笑ってない。僕がそう見えただけかもしれませんが、そんな世界に見えました。

ネットワークビジネスをしてると、どんどん自分じゃなくなっていく感じがしました。

仕事を外注に依頼

仕事を外注に依頼していたときがあったのですが、そのときは依頼する資料をまとめたり、フォローしたりして、仕事が3倍になりました。

それなのに上がってきたコンテンツのクオリティが担保できなくて、結局自分でやり直してました。

それでもお金が月に20万円出ていきました。当たり前ですけど。

結局「何やってんねんやろ?」と思って辞めちゃいました。

やっぱり、完璧主義の性格が仇となって、任せられなかったんですね。自分でやった方が早いしクオリティが高い。結局当時は僕に人に任せる器がなかったのです。

継続中の取り組み

クライアントのECサイトを作成しているのですが、これは成果報酬の仕事なので、ビジネスオーナー的な収入の得かたです。これは継続中でまだまだ売上拡大していきたいと考えております。

あとは、僕のコンテンツビジネスですね。これもまだまだ精進してやっていきたいと思います。

過去最高の収入を得たとき

起業して6年くらい経ったとき、過去最高の売り上げになりました。

世間的な「成功」の域ではないけれど、僕的には、

  • 外食も行けて、
  • 旅行も行けて、
  • 買いたいものも買えて、

経済的には十分ゆとりがありました。

でも、その最高収入を達成したときに急に虚無感に襲われたのです。

「今のクライアント全部なくなったらどうしよう?」という不安がありました。

そう思うと案の定、翌年の売り上げは急降下、ついに赤字を出してしまいました。

「結局僕っていつもこうなるのよね」って心のどこかで安心してました。

多分「今の収入が自分には相応しくない」と潜在意識で思っていたのです。

コンフォートゾーンをはみ出してしまったんだと思います。

でもずっとその虚無感の意味が本当の意味ではわからなかったのです。

自身のコンテンツビジネスにチャレンジ

これまで幾度か自分自身のコンテンツを売るコンテンツビジネスに挑戦しました。

  • Kindle出版をしたり
  • DRM(WEBから集客して自分のコンテンツ商品を販売する)をしたり
  • YouTube発信をしたり

でもなかなかうまくいきませんでした。

自分の本当の幸せって何だろう?

心の声を聞く

AIで自分の人生を振り返る

あるときAIを本格的に使うことにしました。

AIとの壁打ち作業で、自分の中のことを言語化しました。

  • 自分のやりたいこと
  • 自分の価値
  • 自分の過去の体験

AIを使うことで、自分や自分の人生を振り返る機会になりました。

今の自分が自由じゃないことに気づく

そして、人生を振り返ることにより、今の自分が自由じゃなくなっていることに気づきました。

それは、経済的な我慢じゃなくて、精神的な我慢をしていたことに気づいたのです。

  • いつの間にか自分の意思じゃなく人が言った意見に従っていた
  • いつの間にかやりたくないことを我慢してやっていた

お金持ちになることは状態にしか過ぎない

僕が起業したそもそも本来の目的は、お金持ちになることじゃなくて、自由になることだったんですね。お金持ちは自由になったときの状態にしか過ぎないということに気づきました。

相手が勝つことを考えることはクリエイティブ

自分が勝つことを考えるのではなく、相手が勝つことをクリエイティブすること。それが僕の仕事だと再確認できました。

ブレたときは常にここに戻れるように心に留めたいと思います。

結局、今幸せなことに気づく

過去を振り返ることで、クライアントとの関係性とか今ある幸せな環境を再確認できました。

失敗ばかりと思っていた自分のこれまでの体験にも、感謝と誇りを持てるようになっています。

そして、結構今の生活が心地いいことに気づきます。

朝好きな時間に起きて、やりたい仕事を、付き合いたい人とやれているし、売上は大幅拡大してないけど、相手が勝つことを考えるのは楽しく、月の売り上げが100万を超えることも出てきました。

クリエイティブな仕事、生き方をする

やっぱり、クリエイティブな仕事、生き方をすることが幸せなんだと思いました。

自分の人生を振り返ったとき、幼少期から「企画すること」「表現すること」「作り出すこと」が好きでした。

人が反応すること、喜んだり、驚いたりするのが楽しかった。そして、それらの作業はとってもクリエイティブだったのです。

自分らしい自由なビジネスの実現のために必要なこと

クライアントに貢献

ビジネスとお金

ビジネスの目的はお金ではなく自由を手に入れること。

もちろん自由になるにはお金は必要です。だからお金を稼ぐことを考えることはクリエイティブなことです。

  • お金のマインドを整える
  • 価値を提供する=お客さんを勝たせることをクリエイト
  • 時間を大切に有効に使う
  • 自分が働かなくてもお金が入ってくる仕組みづくり

精神的に自由なビジネス

だけど精神的な自由はもっと大事です。

自分が「何のためにビジネスをしているのか?」目的に気づくこと。僕の場合、お金持ちになりたいの目的は、自由になりたい(我慢しない)だったのです。

何をやりたいのかの本質に気づくこと。僕の場合、ミュージシャンでもコンテンツ作成でもなく、クリエイティブな仕事をすることでした。それをしているときが幸せなのです。

自分の目的、やりたいことに気づくための具体的なステップ

AIと壁打ち

自分のこれまでやってきた過去の体験を振り返ること

  • 幼少期から現在まで、自分が夢中になってやっていたことを書き出す
  • その中で共通している要素を見つける
  • 自分がやってきたことの誇らしいことに気づく

そうするとこんなことに気づけます:

  • 自分のやりたいこと
  • 自分の得意なこと
  • 自分の価値
  • 自分の自信を取り戻せるように

振り返りの言語化にはAIを使うのがおすすめ

僕はChatGPTとClaudeを使用しています(有料版はマスト)。

  1. 自分の体験を書き出してAIにフィードバックをもらう→自分のやりたい、やりたくない、好き、きらいがわかり、自分の価値に気づける
  2. AIに提案を出してもらう→自分のやりたいことを体系化でき、自分にはない視点の切り口を得ることができる
  3. AIに市場性があるか聞いてみる→自分本位ではない客観的な位置がわかる
  4. AIにコンテンツの作成を依頼→自分のコンテンツのたたき台ができる

自分の成功は他人の成功の中にあるのではなくて自分の中にあります。それを引き出すのにAIの活用はとっても有効です。

まとめ

答えは自分の中にある

今日のポイント

「成功したい、お金持ちになりたい」と思ったときは、自分の目的を確認すること。『お金持ちになりたい』には自分の理由があるはずです。

お金持ちになりたいと思うことは悪いことじゃないし、お金を稼ぐための勉強や実践も必要です。

だけど僕は、お金持ちになることを目指して、精神的な自由を見失っていました。僕のビジネスの目的はお金ではなく自由を手に入れることです。経済的な自由も大事ですが、精神的な自由はもっと大事なのです。

自分の目的や、やりたいことに気づくためには、自分のこれまでやってきた過去の体験を振り返ることをおすすめします。

自分の中の言葉を引き出すにはAI活用がもうマストになっています。

自分の成功は他人の成功の中にあるのではなくて自分の中にあるのです。

最後に質問です。

あなたが「お金持ちになりたい、成功したい」と思うなら、その本当の動機、目的は何でしょうか?

あなたがビジネスで一番優先したい大切なことって何でしょうか?

その大切なことを守るために必要なことは何だと思いますか?

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が少しでもあなたの役に立ってあなたが元気に鳴ることにつながればうれしいです。

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