こんにちは、海堀芳弘です。
望む現実を叶えるためには潜在意識のブロックを外さなきゃいけない?
起業して21年、僕はこれまで自分なりにビジネスを続けてきました。
全体的にはボチボチうまくいってるんですが、YouTubeからのDRMやコンテンツビジネスがなかなか飛躍的に伸びていませんでした。
「なぜうまくいかないんだろう?」と原因を探っていたとき、ふと「潜在意識にブロックがあるんじゃないか?」と思ったんです。
特にお金のブロックがあるなら外したいと考え、今まで失敗したと思っている出来事を振り返ってリストアップしてみました。
そこでAIに相談してみたところ、驚きの発見がありました。
実は潜在意識のブロックなんて存在せず、ただ「自分が事実をどう解釈しているか?」が原因だったのです。
僕の赤裸々な体験をお話ししているのでちょっと恥ずかしいのですが、この記事の最後で、望む現実を叶えるための3ステップもお伝えしています。
この記事を最後まで読んでいただくと、あなたも「失敗体験」の捉え方が変わるかもしれません。
ぜひ最後まで楽しんでご覧くださいませ。
「どんな潜在意識のブロックを抱えているのか?」過去の体験を振り返ってみた
まず、僕が「うまくいかなかった」と思っていた出来事をいくつか紹介します。恥ずかしいですが、赤裸々にお話しします。
バスケ部で補欠生活
中学のとき、球技が苦手なのに仲の良い友達に誘われてバスケ部に入部しました。
でも、1年生のときは特別班に選ばれて、2年生、3年生の先輩に混じって練習に参加したり、練習試合にも出させてもらったりしていました。
ところが2年生になって3年生が引退し、ベンチ入りメンバーを選ぶとき、一度は選ばれたものの、その後失敗ばかりしてメンバーから外されてしまったのです。
それから結局引退するまでずっと補欠生活でした。悔しくて、恥ずかしくて、みっともなかった。
1年生のときにチヤホヤしていた部員たちも、急に態度を豹変させて僕を見下すようになってました。
振り返れば、この体験がセルフイメージを下げるきっかけの出来事だったと思います。
好きな子にフラれた
高校のとき、とても好きだった子がいたんですね。
意を決して告白したら付き合ってくれたんです。天にも昇る気分でした。
でも同じクラスだったので、付き合う前はよく話していたのに、付き合ったら意識してしまって気まずくなり、話せなくなってしまいました。(振り返れば学生時代ってかわいいですね)
結局、愛想を尽かされたのかフラれてしまいました。
とても好きだったので本当に悲しくて、だいぶ引きずりました。
この体験で「俺はどうせうまくいかない」という観念を持ってしまったのです。
ミュージシャンを目指して上京したものの
高校時代は、勉強そっちのけでバンド三昧の生活でした。「将来はミュージシャンになるしか考えられない!」そう思っていました。
文化祭でベストギタリスト賞をもらったとき「俺って結構イケるんじゃない?」と勘違いしてましたが、高校卒業後、ミュージシャンを目指し上京すると、周りのレベルの高さに愕然としました。
音楽学校の先生にも「基礎がなってない」と言われ、あえなく挫折。
「俺から音楽をとったら何が残るんだろう」と途方に暮れました。
その体験は「やっぱり俺はどうせうまくいかない」という観念をさらに強化してしまいました。
20代のフリーター時代
ミュージシャンになることを挫折して、地元に帰ったあと、「ミュージシャンなれないとしたら、これからどうするよ?」と何をやりたいかわかんないからとりあえずバイトをしてフリーター生活を送っていました。
友達は大学生で、同じ大学の彼女がいて、大学生活ってキラキラして見えました。うらやましかったです。
でも、僕はフリーターなので、「カッコわる!」と思ってめっちゃコンプレックスを感じてました。
友達と女の子とグループで出かけることがあったのですが、「フリーターの俺なんかどうせ相手にしてくれない」と勝手に思ってたと思います。
振り返れば、「俺は普通以下だ」みたいな変な思い込みを持ってしまっていました。セルフイメージもどん底です。
サラリーマン時代
そんなこんなで20代で、デザイン会社に就職することができました。
Macでのデザインや取引先へのプレゼンや営業など、後の僕に役立つ仕事は覚えられて良かったのですが、イヤな上司もいてコミュニケーションのない暗い会社でした。
しかも、毎日終電まで働いていて忙しい割に安月給。
振り返れば自分らしさのかけらもなかったと思います。自分を殺して生活のために働いていました。まさに僕の暗黒時代でした。
振り返れば「俺の人生はこんなもんだ、このまま歳をとっていくんだ」半ば諦めモード。
起業して
そんなあるとき、「自分が望んでいる人生は実現できる」という考えを知って起業することになりました。
起業して3年ほど経つと、やりたい仕事をやって生活できるようになって、セルフイメージはだいぶ上がったと思っていました。けど…
Kindle出版
僕はKindle(電子書籍)の出版をしたことがあります。
それまでは自分のコンテンツを作りたいと思っても中々完成まで辿り着けなかったけど、そのときは「今回は絶対に完成させて出版する」と思っていざ出版できました。
うれしかった!
トータル56冊売れました。最初のキャンペーンで99円だったけどね。
リストも23人集まりました。
しかし、事故が起こりました。
出版して2週間ほど経って「商標権侵害、200万円払え!」みたいな警告書が届いたんです。
最初、詐欺かなと思って、警察行ったら「どうも本物っぽいですよ」って言われて、怖くなってとりあえず販売停止しました。
出版からわずか2週間でした。「もうなんで!」って感じ。
慌てて尊敬する先輩から弁護士さんを紹介してもらったら、その方が頼りになる良い方で。
「こんなん絶対に商標権の侵害ちゃいますよ」
「よくこれで商標取れたな」
と言われて、なんとか守ってくれたんですね。
最初は「僕が悪いのかな」と思わされそうになったけど、結局は法律って言ったもん勝ちみたいなところがあって決して僕が悪いわけではなかったんです。
当然、僕は盗作なんて絶対にしてないし。
出版コンサルも利用してたので、弁護士費用と合わせても当然、赤字どころかめっちゃマイナスです。
「なんでこんな目に遭うのかな」って数ヶ月落ち込みました。
また出版し直そうと思ったけど、商標権とかブーブー言ってお金とろうとする輩がいるし、気持ち悪いのもあって、結局Kindleも出せずじまいでした。
一生懸命完成させた渾身のコンテンツだったので、本当に悔しいというより、悲しかったです。
振り返れば「やっぱり俺は結局うまくいかない」と、うまくいかない観念をさらに強化した出来事でした。
DRM/YouTube
YouTube発信を始めて、YouTubeからリストを集めて自分の商品を販売する、いわゆるDRM、コンテンツビジネスを始めました。
でも、YouTubeは中々思うように伸びないし、リストが何人か集まって無料相談までは行くけど、中々その後の有料商品が売れないという状況が続きました。
気がついたらコンテンツビジネスはじめて5年くらいの年月が過ぎ去ってました。
振り返れば「やっぱり俺って中々うまくいかないのよね」という観念をさらに強化してしまいました。
このように数々の「失敗体験」をしてきました。でも、これらは本当に失敗体験だったのでしょうか?
潜在意識のブロックの外し方をChatGPTに相談した
潜在意識のブロックの正体は?
僕はAIをコンサルタントとして活用して日々相談しているんですが、ChatGPTに先ほどの体験を伝えて相談してみました。
そしたらChatGPTが「共通して見えてくる潜在意識のブロックがいくつかあります」とのことで、いくつかのブロックを伝えてくれました。
そして、YouTubeの再生回数の話になったとき、ChatGPTがこう言ったんです。
「YouTubeの再生回数が伸びないこと自体よりも、**『再生回数が伸びない=やっぱり自分はダメ』**というセルフイメージの強化が問題です」
この言葉を聞いてピンときました。
潜在意識のブロックがあるからうまくいかないのではなく、僕は、出来事に対して「やっぱり自分はダメなんだ」という解釈をつけるクセがあったことに気づいたのです。
事実の解釈で記憶が変わる
ChatGPTに「事実の解釈を見直してみるのはどうですか?」「体験した出来事に光の部分はありますか?」と言われ、再度振り返ってみました。
ざっと振り返ってみて、直感的に「高校時代の恋愛体験かな」と思って光の部分を見てみました。
- 告白してOKをもらって付き合えた
- 僕の彼女になってくれた
- 一緒にデートに行って楽しかったこと
- 修学旅行のとき、フェリーの上から一緒に日の出を見て話したこと
それらをChatGPTに伝えると、
「彼女との体験を思い出すとき、「悔しさ」や「フラれた残念さ」が強いですか?それとも「うれしかった」「楽しかった」感情の方が強いですか?」と聞かれ
とっさに「愛おしいという感情です」と答えました。
その瞬間になぜか涙が溢れてきました。
出来事への解釈がひっくり返った瞬間でした。
好きな子にフラれた悲しい体験だと思っていたものが、実は僕のとても大切で愛おしい思い出の出来事だったのです。
この体験自体が僕の宝物で、この先の人生にもよい影響を与えてくれそうだと思いました。彼女にも感謝したいと思いました。
出来事への自分の解釈が自分の人生を決めている
そのとき**『出来事への自分の解釈が自分の人生を決めている』**ということがわかりました。
出来事には意味がなく中立です。
ただ事実に対して「どうせ・・・」「やっぱり・・・」という自分の解釈をつけ続けていたのです。
自分の解釈が出来事を失敗体験にしていました。本当は失敗体験という体験はないのです。
そして「自分はやっぱりうまくいかない」という思い込みを強化していました。
そして今回一番の学びは、『潜在意識のブロックはない』ということです。
潜在意識にブロックがあるからうまくいかない出来事が起こるのではなく、自分の出来事への解釈がその後の、思考・選択・行動に影響を与えているということ。
その気づきを皮切りに、他の体験した出来事への解釈=記憶も全部ひっくり返っていきました。
全ての体験に光があることに気づく
過去の体験を。失敗した面ではなく、うまく行っていた面を見たら、全く違う光の記憶になることを体験しました。
バスケ部の記憶
- 1年生のとき特別班に選ばれ、上級生に混じって強化練習に参加
- 一度はユニフォーム(ベンチ入り)メンバーに選ばれた
- ベンチ入りメンバーの遠征試合のとき、留守番組のリーダーに任命された
顧問の先生から見ても、僕の中に光るものを見出してもらえていて、リーダーを任せられる人として信頼されていました。
好きだった子の記憶
大好きだった子に
- 告白してOKもらって僕の彼女になってくれた
- デート(他校の文化祭に一緒に行った)できた
- フェリーで日の出を一緒に見た
先ほど話したように、『フラれた=失敗体験だった記憶』が『かけがえのない大切な光ある記憶』に変わったのです。
ミュージシャンを目指した記憶
- ミュージシャンを目指して上京=行動した経験は行動力抜群だと思えて今は誇りに思えるし、その当時の自分に感謝したい
- 「好きなことを仕事にしたい」という想いは今も変わらない
- 音楽で体験した感情は今も残っている:
- 練習すれば「全然うまくいかない」と思うときが続いても、やがて必ずうまくいく
- インスピレーションを形にしていく曲作りの感覚は、今のコンテンツ作成に生きている
- 人前で演奏するときの感動は、Webを通して感情を人に伝える感覚につながった
というように、ミュージシャンになるのを挫折した失敗体験、恥ずかしい記憶だったのが、全てが必要な記憶に変わって、僕の仕事の糧の中心になっていました。
20代のフリーター時代の記憶
当時は、人(友達は大学生)と比べて、自分(フリーター)を否定していましたが、これは今もちょっと残ってることに気づきました。
- お金持ちが偉い
- お金持ちじゃない自分はしょぼい
そう考えているときにふと気づいたことですが「死ぬときに残るものかどうか?」という視点で考えたらどうだろうと思ったのです。
自分がどんな職業か?(この当時だったらフリーターか大学生か)は今はもう関係ないし、お金持ちかどうかは死んだら関係なくなるります。
今は自分らしく自由にというテーマを発信していますが、これは死んでも誇らしい体験、光の体験になることでしょう!
サラリーマン時代の記憶
「なんて自分らしくない暗黒のサラリーマン時代だ」「友達の会社は楽しそうでいいな」と思っていたけど、
その会社じゃなかったら、起業も考えなかったし、自分らしく自由にという視点も持たなかったと思います。
デザインとMacを覚えられたし、営業に行ってお客さんに頼りにされたし、最後は業者の僕にお客さんがお別れ会を開いてくれました。
このように仕事に必要なことを飛躍的に高められたのです。
振り返れば、社長や上司にも頼りにされて良くしてくれてたなと。自分らしく自由にという生き方が大切なことを知る体験だったのと記憶が変化しました。
Kindle出版の記憶
せっかく出せたKindle本を販売停止にせざるを得なくなって、弁護士も雇わなアカンかった最悪な体験だと思ってたのが、
- 最後まで完成させて出版できた
- 販売期間2週間足らずで、56冊売れて、23人もメルマガ登録してくれた
- Amazonのレビューで「タイトルから想像する内容以上で得した気分」と書いてもらえた
という記憶に変わって、自分にはコンテンツ作成の力もあるし評価もあったことを再確認し、この体験を持ってこれからも進もうと思えました。
DRM/YouTubeの記憶
5年間やって何してんねんと自分を責めていたけど、光の部分を見たら、
YouTube:
- 登録者1000人を超えるとができた
- 1万回以上見られている動画もある
- 「どの動画よりもわかりやすい」「気づきがあった」「共感、納得です!」といううれしいコメント、ももらえた
- 今言いたいことを発信できている
コンサル受けてくれた人も数人いた:
- 「海堀さんに教えてもらいたい」と言われた
- Zoomセッションで「気づきを得た」と言ってもらえた
- 2期目も受けてくれた人もいた
コンテンツづくりは、集客のために仕方なくやる面倒くださいことで、できればやりたくないことだと思っていたのが、今はコンテンツ作りが楽しい。
- 自分の言葉を言語化して形にする訓練が楽しい
- 自分のことがだんだんわかってくるのが楽しい
以上の体験を全部振り返ってみれば、うまく行ってなかったことしか見てなかったことに気づきました。
「自分はうまくいかない」を強化していたこと、“失敗”というラベルを自分で貼っていただけだと気づきました。
出来事は最初から、かけがえのない宝物だったことに気づきました。
うまくいく要素=光るものは最初から合って、その光の部分が本当の自分だということ。
うまく行ってない自分を嘆くより、うまく行ってることを見てそこを探求していけばいいんや!と思えました。
望む現実を叶えるための3ステップ
僕の体験から見えてきた、『望む現実を叶えるための3ステップ』をお伝えします。
前提:潜在意識のブロックはない
潜在意識のブロックは存在しないので、外す必要はありません。
事実に対しての解釈が自分の記憶を決めていて、過去の記憶が今のセルフイメージを決めています。
そして今のセルフイメージが、今の思考や行動、未来の成果を創り出しているのです。
望む現実を叶える3つのステップ
望む現実を叶えるステップでは、過去の体験のイメージ(=解釈)を変えることを行います。
ステップ1:自分が過去の体験にどんなイメージを持っているかを振り返る
人は失敗体験のようにネガティブなイメージを選びがちで、それ一色にしてしまいがちです。
まずは、自分の体験した出来事に、自分がどんな解釈をつけているかを客観視します。
ステップ2:過去の体験の中に光のイメージを見つける
どんな体験にも必ず光のイメージがあります。
過去の体験から光のイメージを見つけ、その光のイメージを知ったときの感情をしっかり感じます。
ステップ3:セルフイメージを選び直す
セルフイメージを「書き換える」ではなく、「選び直す」という言葉を使いました。
「セルフイメージを書き換える」だと「自分は変えられなきゃいけない存在なの?変えられたくない!」という思いが抵抗になって難しいです。
「新しいセルフイメージを選択する」だと、自分をことではないので抵抗感がないからです。
徐々にでいいので、光のイメージの自分を受け入れていきます。
これは筋トレと一緒で積み重ねが必要な作業です。
まとめ:出来事は最初から宝物だった
今日のポイント
叶えたいことがなかなか実現しないとき、その原因は潜在意識のブロックにあるのではなくて、事実に対する自分の解釈に原因があります。
事実に対して「どうせ・・・」「やっぱり・・・」という解釈をつけ続けていると、「自分はうまくいかない」という思い込みを強化してしまいます。
望む現実を叶えるためのステップは:
前提:潜在意識のブロックなんてものはないので外さなくていい
- 過去の体験にどんなイメージを持っているかを見る
- 過去の体験から光のイメージを見つける
- 光のイメージを受け入れてセルフイメージを選び直す
出来事は最初から、かけがえのない宝物だということ。
最後にあなたに質問です。
言語化することで、あなたの解釈が変わるかもしれませんね。
今日もここまでお読みいただきありがとうございました。
この記事があなたの助けになって、あなたが少しでも元気になれたらうれしいです!