情報発信で迷わない3つのポイント|違和感を感じたらコンセプトが間違ってる?

こんにちは、海堀芳弘です。

この記事では、情報発信の方向性を迷わないための3つのポイントについてお伝えします。

目次

情報発信の方向性に迷ったときは

困った

これまで、ある程度情報発信はやってきた。

  • 再生回数のばすにはどうしたらいいか?
  • 登録者数、フォロワー数を増やすにはどうしたらいいか?
  • メディアを伸ばすにはどうしたらいいか?

そんなことを考えて発信してきたけど、

  • コンテンツ制作・発信がしんどくなってきて、情報発信の頻度が下がってきた
  • 情報発信が滞っている
  • 情報発信の方向性、これでいいのかな?と不安や迷い、違和感が出てきた

そんなときは、情報発信のポイントを整理してみることをおすすめします。

なぜなら、方向性に不安・迷い・違和感を感じたときは大抵間違っているものだからです。

情報発信のポイントを整理すると…

  • 自分の情報発信の正しい方向性がわかります
  • コンテンツ制作・発信のモチベーションがアップします
  • すると情報発信の頻度が上がります
  • 継続できるようになります

「情報発信の方向性これでいいのかな?」と不安や迷い、違和感があるあなたは、
情報発信のポイントを整理してみませんか?

僕のYouTubeでの失敗体験

YouTube動画制作イメージ

実は僕自身が、情報発信の方向性に迷いがあるという悩みを抱えていたのです。

自分のビジネスの集客口として始めたYouTubeですが、5年間で約140本(削除したものも含めると150~160本)アップしました。

一生懸命YouTube作成・発信を続けたものの、

  • 動画制作が大変で労力がかかる
  • 時間もかかる
  • 再生回数が伸びない問題
  • 視聴時間を伸ばさないといけない
  • 登録者数が全然増えない

YouTubeを発信している方は共感していただけると思いますが、YouTube発信って大変なんです。

でも、一生懸命YouTube作成&発信を続けました。YouTubeを伸ばすためにいろいろ工夫しました。

  • 伸びるジャンル設定
  • クリックされるサムネイル・タイトル
  • 最後まで見てもらえる構成の工夫
  • 導入部分の工夫

このようにセオリー通りにやっていましたが、いつの間にか「YouTubeを伸ばすこと」だけを考えてしまっていました。

伸ばすことを考えていたにも関わらず、思うような成果につながらず、肝心のビジネスにもつなげることができませんでした。

やっぱり成果につながらないと、

  • 動画制作・発信がしんどくなり
  • 情報発信の頻度が下がっていきました
  • 気がつけば、どんな動画を発信すればいいかわからなくなっていました

ここに来て、今の動画の方向性、チャンネルの方向性はどうなのか不安・迷いが出てきてしまったのです。

この違和感は、YouTube発信を始めて1年くらい経った頃からずっとありましたが、明確に気付いていなかったし、問題から目を背けて無意識に蓋をしていたのかもしれません。

でも今から振り返ると、「なんとか立て直さないと」と思って、結果でなくても一度もあきらめなかったのは我ながらすごいなと思います。

お問い合わせやリスト登録者はポツポツとはあったけど

Zoomサポートイメージ

ターゲット設定が間違っていることに気づく

お問い合わせやリスト登録者はポツポツとはありましたが、Zoom無料相談セッションを開催して直接話すと、僕の理想のお客さんと違っていました。

YouTube始めた当初は、僕のターゲットは、ビジネスの初心者(起業したい人や、ビジネスをうまく進めたい人など)だと思っていたんですね。

初心者の方に多い質問

  • どんな本を読めばいいですか?
  • YouTubeで集客できますか?
  • WordPressの設定方法が知りたい
  • あなたの講座を受けたら本当にうまくいきますか?

こうした質問を聞いて気づいたのは、ちょっと語弊のある言い方だけど、初心者ほど末端の具体的なものが大事だと思いがちだということです。

  • 動画編集のやり方
  • セールスページの書き方
  • YouTubeの成功法 など

「いいや、そこやないねん!」と言いたいです。

「もっと手前の”あなたは何を発信するんですか?”が大事じゃないんですか?」って。

もっと奥底の、

  • あなたが何をしたいのか?
  • どんな世界を創りたいのか?
  • 誰をどのように幸せにしたいのか?
  • そのために何ができるのか?

を考えることが重要なんです。

ビジネスで成功すること

  • 集客できたり
  • 商品が売れたり
  • 売上を上げたり

それはもちろん重要なことだけど、

そのビジネスを通して

  • 自分を表現して
  • 人や社会とどうやってつながるのか?

そのためにビジネスをやってるんじゃないかと思うんです。

僕のクライアントを振り返ってみると

僕のクライアントを振り返ってみると、意外にも、ある程度ビジネスのベテランが多いのです。なんなら僕よりも前を行っている人たちです。

なぜそんな人たちが、10年以上も継続して依頼してくれるのか?考えてみました。

コンテンツ制作、ホームページ制作や動画制作、WEBマーケティングなど、どれを取っても、僕は絶対に世の中で一番ではないし普通です。なのに、なぜ依頼してくれているのか?

それは「自分のビジネスのことが整理できるから」ではないかと思います。

僕と話すことで、

  1. 頭の中の抽象的なことを言語化できる
  2. 思考が整理できる
  3. 前が見えてくる

というフィードバックをよくもらいます。

そう気づいたときに、「ターゲットというかYouTubeの発信の方向性が結果的に間違ってたな」と気づくのでした。

もう一度情報発信の方向性の見直し

自分らしいイメージ

そこで、ここで改めて情報発信の方向性を見直すことにしました。チャンネルの方向性(事業コンセプト)を見直そうとしたら、結果的にビジネス全体のコンセプトまで見直すことになりました。

YouTube発信のテーマがビジネスコンセプトに沿っていなかったことが、YouTube発信が滞っていた理由だったのです。

やっぱり問題には原因があるんですね。

トータルで2年間くらいかけてビジネスコンセプトを見直し、この1年でやっとスッキリ整理できてきました。

僕はビジネスには、

  1. 「やりたい本質」
  2. 「本質のためのキャッシュポイント」

があることを発見しました。

どういうことかというと、僕の例で解説すると、

  1. 本質:自分らしいビジネス(ライフワーク)を実現したい人をサポートしたい
  2. キャッシュポイント:
    1. WEBマーケティング
    2. (WEBマーケティングに必要な)コンテンツ作成・発信
    3. (コンテンツ作成・発信に必要な)自分の内面の抽象的な言語化

という図式になります。

本質がビジネスを行っている本当の目的で、キャッシュポイント(=お客さんがお金を払えること)は本質に沿ってないといけないということです。

そして、この本質は起業して20年間変わっていないことに気づきました。

ビジネスコンセプトが整理できたことで、アップする動画のポイントがわかってきて、迷わなくなりました。また、迷っても戻れるようになりました。

振り返ったら、えらく遠回りしたけど、「やってきたことに無駄なことってないんだな」と思ったし、「やらなきゃ気づけなかったことだろうし」と思いました。

まとめ:情報発信の方向性を迷わないためのポイント

道を選択イメージ

情報発信の方向性に不安や迷い、違和感があるとき、それは大抵間違っているサインです。

情報発信のポイントを整理してみることで、正しい方向性がわかり、モチベーションアップにつながります。

どんな動画を発信すればいいのか?

情報発信の方向性を迷わないためのポイントは以下の3つです。

情報発信の方向性を迷わないための3つのポイント
  1. 自分が過去にやったことがある、体験したことであること
  2. 自分が思い入れのあること、伝えたいことであること
  3. 人や社会、誰かの役に立つことであること(お金を払ってくれている人がいること)

これまでの僕のYouTubeのテーマは、結果的に動画制作のやり方を教えるチャンネルになってしまってました。

これまでの僕のYouTubeのテーマを、上記の情報発信の方向性を迷わないためのポイントと照らし合わせると、

僕のこれまでのYouTubeの場合…

  1. 自分が過去にやったことがある、体験したことであること
    →クライアントの仕事で10年ほど動画制作をやっていたが、動画制作のやり方を教えるのが本当のキャッシュポイントではなかった
  2. 自分が思い入れのあること、伝えたいことであること
    →動画編集そのものを伝えたいわけではなかった
  3. 人や社会、誰かの役に立つことであること(お金を払ってくれている人がいること)
    →動画編集や制作はキャッシュポイントになるが、それでお金を稼ぐことに興味が持てなかった

つまり、これまでのテーマは結果的に間違っていたということがわかりました。

見直したこれからの僕のテーマは、

  1. 本質: 自分らしいビジネス(ライフワーク)の実現
  2. キャッシュポイント: 本質のためのWEBマーケティング→そのためのコンテンツ作り・発信→そのための自分の内面の抽象的な言語化

これを先ほどの情報発信の方向性を迷わないためのポイントと照らし合わせると、

見直したこれからの僕のテーマの場合…

  1. 自分が過去にやったことがある、体験したことであること
    →20年間クライアントの仕事を通してやってきたことである
  2. 自分が思い入れのあること、伝えたいことであること
    →本質を踏まえると自分自身のライフワークである
  3. 人や社会、誰かの役に立つことであること(お金を払ってくれている人がいること)
    →18年間継続してくれているクライアントがいるので、需要が世の中にある

この考え方にしっくりきました。

情報発信の方向性を考える際に気をつけること

情報発信の方向性を考える際に気をつけることは2つあります。

情報発信の方向性を考える際に気をつけること

  1. 他人の言うことに振り回されないこと
    他者の言うセオリーや成功法則は勉強になりますが、人と自分は違います。自分の本音を聞いて、自分のやり方を行うことが大切です。
  2. キャッシュポイントに振り回されないこと
    キャッシュポイントは結局手段にしか過ぎません。専門性や才能と言われるものも手段に過ぎません。大事なのは自分が何をやりたいかという本質なのです。

最後に質問です。

あなたは情報発信の方向性に不安や迷い、違和感を感じていますか?

本当はどんな方向性で情報を発信したいですか?

ぜひ考えてみてください。言語化することはとても大切です。そしてよかったら僕に聞かせてください、ぜひお待ちしています!

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。

この記事であなたが少しでも前向きに元気になれたらうれしいです。

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