- 売上があがらない
- でもあげたい
- あげなければならない
ビジネスをしているとそんなときってありますよね？
「えっ？常にそう」って？
そんなときは
- 売上をあげる方法を誰かに教えてもらうのがいいのでしょうか？
- 何かに投資すればいいのでしょうか？
- がんばって一生懸命働けば良いのでしょうか？
実は、売上アップするかどうかは
目に見える具体的な理論や方法ではなく
自分の心の中の思い方にあったのです。
これから、
過去私の売上が倍増したときの話をします。
心理学用語で、お金に対しての心の中の思い方、
無意識に持っているイメージを、お金のビリーフと言います。
このお金のビリーフが
売上アップの妨げになっていたこと。
そのことを思い知らされた
出来事があります。
お金のビリーフって、
以外にお金と関係ないところに
隠されていることが多いようです。
私が起業してまだ年数が浅いころ、
NLPという心理学のワークショップに参加していました。
その中で「お金のビリーフを外す」
というのがテーマのワークがあって、
ワーク中は、ガイドの人（導いてくれる人）に
横にいてもらって、話を聞いてもらうんですけど、
ガイドの人に
「売上をあげたいけど中々あがらない。」
「でも売上をあげたい、あげなければいけない。」
そういうことを話しました。
このワークでは自分の過去を振り返って
妨げとなるお金のビリーフを持ってしまったときを探す
というワークなんですけど、
ゆっくり思い返していくと
ある幼少の時の出来事が思い浮かんできました。
考えて思い出す感じじゃなくて、
スッと浮かんできたという感じです。
なんでその出来事が思い浮かんできたのか？
初めは全くわかりませんでした。
思い浮かんできたのは、
家族で食事をしている風景でした。
私は残り少なくなったケチャップの
最後の一絞りを絞り出していました。
その後に、父親がケチャップを
使おうとして絞ろうとすると
「ケチャップないやんけ！」
「お前、ケチャップ全部使ったらなくなるのわかってるやろ！
あと使う人のこと考えられへんのか、このボケ！」
と怒られました。
私はそのとき泣きじゃくっていたんですが、
その出来事でケチャップが嫌いになって、
それ以来ケチャップを口にしていませんでした。
私はワーク中、思い出しただけで
悲しくなってきました。
ガイドの人に
「それは悲しかったね。
その出来事がどんな風だったらよかったと思う。」
と質問されて
私は
「ケチャップを使い切ったあとに、
母が「なんぼでもあるよ」と言って新しいケチャップを出してきて、
家族楽しく食事している」
と答えました。
それも、考える感じじゃなく
スッと浮かんできた答えでした。
そのワークをした後に、
こんなことを思いました。
「ケチャップ無くなったぐらいで
ムキになって怒る父親ってアホやな」
「ほんまケチャップ無くなって
悲しかったんやろうな」
と笑えてきました。
私は父のことがあまり好きではなかったんですが、
それ以来父親の見方が変わったような気がします。
私はそのケチャップの出来事は
もうすっかり忘れていました。
でも無意識にケチャップに
妨げとなるお金のビリーフを埋め込んでいました。
- ケチャップ（お金）を使うと無くなる。
- ケチャップ（お金）を使うと怒られる。
- ケチャップ（お金）はイヤなもの。
そんな風に思っていたのでした。
そして、
- ケチャップ（お金）使い切っても、
- ケチャップ（お金）はなんぼでもある、なんぼでも入ってくる。
- ケチャップをなんぼ使っても家族楽しく過ごせる。
そんな風に心の中を書き換えたのでした。
そうして、その年の決算のときに、売上の数字を見ると
なんと前の年の売上の倍近くに伸びていました。
もう一つ面白いことが起きました。
そのワーク以来
ケチャップが食べられるようになったのです。
というか、ケチャップを食べたくなったのです。
不思議ですね。
あなたは、
お金にどんなイメージを持っていますか？
お金のことが好きですか？嫌いですか？
お金を使うと無くなると思いますか？
それともまた入ってくる。
いくらでも入ってくると思いますか？
あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。
本日は以上です。
ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。
それではまた会いましょう。
