お客さまが行動できる伝え方って?

自分の商売をお客さまに伝えるって難しいですよね?

  1. 自社はこんな会社です
  2. 自社の商品はこんな商品です

そんな自分の商売を伝えようとすると、
ついつい無意識に、

  • どこにもない唯一無二なポイントを言おうとしたり
  • 少しでもハイレベルな(難しい)ことを言おうとしたり
  • キレイな表現で言おうとしたり
  • あれもこれも言いたくなったり
  • 自社を現実以上に良く見せようとしたり

すると、余計にお客さまにはわかりづらくなってしまう。
伝わらない・・・。

商売の伝え方を人にサポートしていると、

伝えたいという思いがあるがゆえに
そんなご自身の商売の伝え方に苦しんでいる方を見かけます。

私も自分自身のことは中々客観的に見れないので
人のことは言えないのですが、

伝え方をサポートする中で、私が気づいたポイントは、
やっぱりわかりやすく表現するということです。

それもお客さまにとってです。

本日は自分の商売がお客さまに伝わるために、
わかりやすい伝え方の話をしたいと思います。

まず、わかりやすい伝え方の一つ目のポイントですが、
「お客さま視点で伝える」ことです。

「ファンとなる顧客をつくろう!」ってよく言われますが、
ファン客っていうのは、自社のことに興味があるように見えて、

実は、「自分の思っていることを叶えてくれる」ことに
興味があるからその商売のファンなんだと思います。

その辺りのことについては、
過去の記事「たくさんの人に応援してもらえる商売の秘密って?
でもお伝えしています。

お客さまは自社に興味があるのではなく、
お客さま自身に興味があるのです。

「かわいさ余って憎さ百倍」って言葉ありますよね。

憎くなると言うことは「自分のためだから」
なんじゃないのかなと思います。

本当に相手のことを思っていたら憎くならないと思いません?
中々そうはなりませんけどね〜。(笑)

ちょっと話が脱線しましたが、
わかりやすく伝えるためには、

「自分のことを伝える」のではなく、
「お客さまを視点に伝える」ということが重要です。

  1. 「このカメラは業界初の5000万画素を実現しました!」と言われるより、
  2. 「このカメラは桜の花びら一枚一枚まで鮮明に撮影できます」と言われた方が

わかりやすいと思いませんか?

2つ目のポイントは、「少し具体的に伝える」ことです。

  1. 新鮮で美味しいお惣菜です
  2. 快適で豊かな住まいづくりをご提案いたします
  3. 組織を活性化させるためのコミュニケーション研修です

と言われると、意味はわかるんだけど、

お客さまの視点に立って見ると、
何だかよくわからないので、

積極的に「欲しい」「聞きたい」って思えないと思います。

  1. 毎朝契約農家がお届けするお子さんの1日分の野菜が摂れるお惣菜です
  2. 家族が会話したくなる家のつくり方を教えます
  3. みんなが本音を言える場づくりができるようになる研修があります

正解はこれだと言うことではなくて、たくさんあると思いますが、

いずれも、お客さまが
「私は具体的にどうなるのか?何を得られるのか?」

イメージできると思います。

そして、「欲しい」「聞きたい」って
行動をしたくなると思うのです。

あなたは自分の商売をどんな風にお伝えされていますか?

それは「ご自身の商売を」それとも
「お客さま視点で」お伝えされているでしょうか?

お客さまが少し具体的に「どうなる」「何を得れる」
がわかる表現になっているでしょうか?

あなたのビジネスが
少しでも良くなると幸いです。

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

ビジネスで使えるマーケティング・セールスやビジネスマインドの情報が毎週届く無料メールレターの購読はこちら