情報を伝えるだけで、商品を買いたくなる

醬油イメージ

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本日は
「情報を伝えるだけで、商品を買いたくなる」
についてお話しします。

先日、
TV番組で「醤油の専門家」が
ゲストで出演していました。

全国各地の醤油を調べて、
これが美味しいという醤油だけを
販売しているということです。

醤油には大きく分けて
5種類あるそうです。

白醤油
うすくち醤油
こいくち醤油
たまり醤油

もう一種類の醤油の名前は忘れましたが、

とにかく、醤油の種類によって
食材の味が全然変わるというのです。
(「そんなん、当たり前やん」という方はゴメンなさい)

お刺身ってたまり醤油で食べるって
イメージないですか?

番組内で、鯛のお刺身を食べるという
カットがあったのですが、

まずは「醤油の専門家」イチオシの
たまり醤油で食べていました。

出演者からは「美味しい〜」という声。

次にイチオシのうすくち醤油(だったと思います)で
同じ鯛のお刺身を食べていました。

すると出演者から
「こちらの方が鯛の味が一段と際立つ!
全然違う、美味しい〜」
という声が。

私はその瞬間、
「この銘柄の醤油、めっちゃ売れるやろな!」
と思いました。

醤油って毎日のように
お世話になっているものですが、
意外に知らないもんですよね?
(「知ってるわ!」という方はゴメンなさい)

私は、お刺身を食べるときも、
別に「どこどこの〇〇醤油が良い」とかなくて
ありものの醤油で食べますし、

(それをいうと妻から、
「うちは醤油こだわってんねんで!」
という声が掛かりました。)

外食に行ったときにも
「これは何醤油ですか?」とか
「〇〇醤油ありますか?」
って聞いたことがありません。

このTV番組を見る前は、まぁ
うすくち醤油と、こいくち醤油と、たまり醤油
があるということは知っていましたが、

そんなに醤油について深く
考えることはありませんでした。

しいて言えば
「この醤油は美味しい、そうじゃない」
というぐらいです。

それが多分、今後、醤油売り場に行ったら
「これは何醤油かな?」という視点で見ますし、

「この食材はどの醤油で食べたら美味しいかな?」
って考え出すと思うんです。

もしかしたら、うちの冷蔵庫には
5、6種類ぐらいの醤油が並んでいるかもしれません。

これは「醤油の食べ方という文化」が増えた
ということにならないでしょうか?

 

パスタも、昔はミートソースと
ナポリタン(当時はイタリアンって言ってました。)
ぐらいしかなかったのに、

今じゃ、トマト味、クリーム味、バジル味とか
数え切れないぐらい種類がありますよね。

しかもパスタって言葉がなくて
スパゲティって言ってましたね。
(年代が若い方はわからない話だと思いますが)

それだけ楽しみ、
豊かさが広がったということだと思います。

でもこれは昔からなかったということではなくて
海外にはあったと思います。

日本国内で情報がなかった
というだけだと思います。

 

何かの情報を伝えるだけで
人々の文化が増えて、
「買いたい」という理由ができるのです。

あなたも何かの分野のプロだと思います。

そのプロの知識や、
プロだけが知っている情報を伝えることで
人々の文化が増える。

今まで見えなかったものが見えて、
商品・サービスを買いたくなる。

そんな楽しみや豊かさが広がるポイントが
あるかもしれません。

あなたが知っていて、
お客さまが知らない情報ってなんでしょうか?

それを伝えて、お客さまの生活を
楽しく豊かにしませんか?

本日は以上です。

ここまでお付き合いしていただいて
ありがとうございました。

それではまた会いましょう。

 

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